気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

針先を観る。

今の所セッティングも落ち着いてあれこれいじる事の無いこの頃、以前とは音も少し変わったし、しばらく聴いていなかったレコードなど聴くとこんな音入ってたのかと新たな発見などあり、ここのところ色々と楽しくレコードなど聴き続けておりました。

そんな中、聞き続けていると少し気になる音のレコードなどが出てきました。
なんだろう、高域が歪んだ感じというか強い?もちろん音源のせいもあるのですが、もともとから歪んだ音が強調されている様な嫌な感じです。
ツイーターやTS208のレベル調整や位置を調整するもあまり傾向は変わらず、アンプの不調も疑いましたが特定のレコードだけなのでこれも無いはず、となると・・・・・カートリッジ?レコードは全てクリーニングしているので(こちらを参照)掛けた後も針先にはほぼゴミなど付くことは無く綺麗ですし、それでも気をつけて掃除していたのですが不十分だった様です。そこでいつもより念入りに湿式のクリーナや色々なブラシも使って掃除。見た感じ綺麗になって音も戻った感じでとりあえず一安心。そんな中ふと気になったのは針先の状態です。メインプレイヤーのカートリッジとしてこのヘリコンもう長く使い続けているので以前から針先の状態が気になってはいました。針先の状態を見ようとルーペや簡易的な顕微鏡なども購入してみましたがイマイチ上手くいかずちょっと諦めていたのですが、改めて少し調べてみると、そこそこの値段で試してみようと思うものをアマゾンにて見つけることができました。早速オーダーして届いたのがこちら。

f:id:cuerex:20190503211155j:plain

デジタルマイクロスコープ、最大倍率1000倍と謳っていますが、そこは未知数ですのでまずは実験です。

f:id:cuerex:20190503211602j:plain

サンプルは3Dプリンターで出力した部品。倍率等適当に見てみるとこんな感じ。

f:id:cuerex:20190503211848j:plain

お〜なんか凄いちゃんと見えています。そこでもう少し分かり易いもので実験。

f:id:cuerex:20190503212104j:plain

10円玉を拡大してみました。倍率は不明ですがはっきり大きく見えます。そこで色々と本体を動かしつつ最大倍率でフォーカス出来るところを探した画像がこちら。

f:id:cuerex:20190503212327j:plain

かなりの倍率で見えるのが分かりました。使い方も大体わかったところで本番のカートリッジの観察に移ります。

f:id:cuerex:20190503212753j:plain

エミネントのトーンアームは複数のアームを取り替えて使用できる様に取り外しがネジ一本で可能にできていて簡単に取り外すことが可能です。そしてスコープにセットして見る事が出来たのがこちら。

f:id:cuerex:20190503213202j:plain

はっきりと針先を見る事が出来ました。掃除後といえ意外に綺麗な状態です。
その後色々な角度から針先やカートリッジ本体を見ながら掃除してかなり納得行くまでゴミや鉄粉など取り除く事が出来て大満足。

そしてこのスコープは画像を撮ることもできるので撮影したのがこの画像。

f:id:cuerex:20190503213844j:plain

f:id:cuerex:20190503213907j:plain

f:id:cuerex:20190503221458j:plain

かなりの倍率での撮影できることにちょっと感激。他にも

f:id:cuerex:20190503214107j:plain

f:id:cuerex:20190503214123j:plain

そして調子に乗ってもう一つのプレイヤー、ウエルテンパードに付いているプラタナス2.0の方も点検。

f:id:cuerex:20190505094329j:plain

こちらはエミネントの様に簡単には外れないので慎重に作業して久しぶりに針先を点検。

f:id:cuerex:20190505094611j:plain

f:id:cuerex:20190505094635j:plain

針先自体は綺麗でしたがカンチレバーに汚れが付着していたので極細綿棒などで慎重に掃除して再度点検、綺麗になったのを確認してスッキリしました。

f:id:cuerex:20190505094908j:plain

f:id:cuerex:20190505094926j:plain

などこんな感じで裸眼では見る事が出来ないものが確認できてこれで針先の管理は万全?だと思います。それにしてもこれだけの性能の物が六千円程で手に入るって凄いよな・・・・・

ちょっとした事。

春になって仕事が繁忙期になったり海外出張があったりで、PC〜DAC間のケーブル制作や電源タップの製作などやりたい事はあっても中々手をつけられていないオーディオ関係ですが、簡単な事を少し実行。

f:id:cuerex:20190408100357j:plain

これが現在の拙宅のスピーカーレイアウト。スピーカーベースとスピーカー本体の重量もあってこの位置から大きく移動する事は簡単ではないので、内振り角度とスーパーツイーターTS-208の位置を時折見直しつつこのような感じで落ち着いています。
スピーカーの天板には趣味のロボットのフィギュアやぬいぐるみなど置いているのですが、これは大した意味は無くてただスピーカーのみだと殺風景かなと思って他に置き場所もないので置いてあるものでした。
今まで音的には影響あるだろうけどそれほどでもないかと当たり前のように置いてありましたが、何と無く試しにこれを退けてみようと思い立ち実行。同時にしばらく勘のみでセッティングしていたスピーカー位置をレーザーセッターや距離計を使ってスピーカー位置の精密位置合わせも行いました。

そしてスピーカーユニット固定ネジの増し締め。ウーファーのネジはともかくMid/Hiのフレームも少し緩んでいたのでそれも締め直しました。増し締めした量は各ネジとも同じぐらいの角度だったのである意味健全ですので気分よしです。

最後にスピーカー右側のレコード棚の天井突っ張り棒を締め直し、左側のCD棚の下にクサビを入れて壁ときっちり密着させました。

f:id:cuerex:20190408103142j:plain

するとやはりというか当然変わりました。今まで感じていたほんの少しの濁りのようなものが無くなって、全体的にスッキリ伸びやかに広がるようになりました。
こんな簡単な事ならもっと早くやっておけば良かったと反省しきり。
実はツイーター帯域の音がほんの少し気になっていたので、ケーブルでも変えてみようかと材料を揃えていたところでした。
これならケーブルの材料買わなくとも良かったかと思う良い方向への変化ですが、せっかく材料を用意したので近々製作して今度はこれでどう変わるかちょっと楽しみです。

MICROMEGA復活?

拙宅のCDプレイヤー、MICROMEGA CDf-1が不調に陥った事で始まったPCオーディオへの移行ですが、再生ソフトやリッピングソフトなどをituneからプレイヤーをAudirvana Plusに、リッピングをXLDを使う様にしてリッピング作業も進んでいます。あとの懸念はケーブル類ですが、こちらは後の楽しみに取って置いてということでとりあえずこのまま行こうとセッティングは一応落ち着きました。

そんな時、自分にはめったに無いことですが、SNS関係で知り合いになった愛好家の方がご友人を伴って来訪することになりました。せっかく来て頂くのにソースで不便を掛けるかな思い、念のためPCオーディオに移行した後電源など繋いでいなかったCDプレイヤーをダメ元でもう一度繋いでで掛けてみました。
繋ぐに当たって、前に繋いでいたアイソレーショントランス はPC関係に使っているのでと余っている出力があるレコードプレイヤーと同じSHINANOの電源装置から取ることにして試聴してみると、どういうことでしょう、CDが普通に動いています!

初めは恐る恐る掛け始めて止まる兆しが無いので色々と掛け行きますが、以前聴いた時にすぐに止まってしまったCDなども試してみても止まることがありません。その後何度か止まることはありましたが以前と比べると全然安定感があり、これなら行けそうとそのままお客様をお迎えしました。

当日もお客様がお持ちしたCDも掛けてみましたが全然安定していて問題ありません。

こうなるとマイクロメガ復活と喜ぶべきなのでしょうが、もうすでにPCでの環境を整えて来ていたのでなんというかちょっと複雑な心境です。

まあ復活と言ってもまたこの先ご機嫌がどうなるかはわかりませんし、移行したPCオーディオの方はこのまま進めて行きますのでCDの方は実働状態を維持しつつゆっくり休んでもらおうと思っています。
それにしても、電源というのは微妙なものですね・・・・勉強になりました。

 

 

 

PCオーディオその後。

imacとWeissのD/Aコンバータを使った簡易的なPCオーディオですがとりあえずあっさりと程々の音が出てまずは一安心。

始める前はPCオーディオに対して少し懐疑的でしたが、使い勝手含めこれならCDプレイヤーからの移行も違和感なさそうと思い、ぼちぼちデジタルはこちらからと聴き込み続けながらシンプルにもう少し良くなる事はないかと思い、まずは再生ソフトのAudirvana Plusの試用バージョンをダウンロードして使用してみました。

さっと使ってみての感想ですが、アップサンプリングの変更を行っての音の変化も試す事が出来たりするのも面白いですし、自分にとって助かったのは再生ソフトのリッピングした情報が見ることができる事です。というのも自分のiTuneでのリッピングしたソフトは随分以前からのものでそれこそipodなどで聴くために圧縮した物も沢山ライブラリーに入っていて、今回改めて音源と使用するのにこの音源はどういうものかiTune上では簡単に見れなくて困っていた所Audirvana Plusでは演奏時にその情報が表示されるので大変助かりました。

更に何日か色々な曲を聴き込んでいくと、やはり初めのまあまあいいんじゃないかなというところから変化していき細かいところが気になってきました。

気になるところというのはどうしても聞き流してしまうというか、ハッとするところが無いんですね、何となくぼんやりしているというか・・・

試しに同じソフトをABでアナログと聴き比べるとそれ程の差は感じられないんです、でもやはりモヤっと納得いかないのです。

そこでとりあえずといった電源周りの接続の一部を手直ししてみました。PCと同じタップから取っていた電源を整理してPCと周りの電源をまとめて、DACは壁コンセント直接からCDプレイヤーに使っていたアイソレーショントランスを噛ませて給電し、アナログ側もそれに合わせて整理してシンプルな形にまとめました。

f:id:cuerex:20190224101357j:plain

さて、どうなったかというと期待ほど良くはならず・・・・・

それならとアイソレーショントランス をPC系の電源に使ってみると、こちらの方がまだいい感じでPC系はトランス経由、DACは壁コン直結というセッティングにとりあえず決定。

他にも送り出しアナログ系のコンセントの取り出し組み合わせを変えたりした結果、プリアンプは壁コンから直結でアナログプレイヤーはSHINANOの電源装置からということで落ち着きました。これで前に比べると違和感なく聴けるようになりました。

次はとりあえずのカナレのラインケーブルやfirewireケーブルを変えたいところでもありますが、さりとて当家標準ラインケーブルのカルダス4X24のをストックも無く、firewireケーブルに至ってはもう汎用品ぐらいしか選択がなく、ケーブルに関してはもう少しリサーチが必要ですね・・・

PCオーディオ事始め

年明け早々不調に陥ったCDプレイヤーの代わりになるデジタル再生が必要になって、どのような方法で行うのかについて拙宅での状況を考えて何が良いかを色々と考えてみました。
今はまだCD機への未練もあり、レイアウトを変えたくないし、このままのレイアウトで始められるのはやはり現在のPCを使っての再生が早道かと思い色々と機器の選択を考えて探し始めました。

とりあえずUSB D/AコンバーターとPCを繋いでそれをプリアンプに繋げるというのが一般的だと思い色々と物色しますが、どれもイマイチピンと来ません。今発売されている多くのコンバーターはプリアンプ機能や色々な機能を持たせているものが多かったり、複雑なディスプレイがついたり、デザインが好みでなかったりでなかなか自分でこれだと思う機器が見当たりません。そしてこれも大きな問題なのですが、PCからプリアンプまで距離です。その距離5m以上でケーブルの長さに余裕持たせると6mは必要です。PCの周りに大きなD/Aコンバーターを置くスペースは無いので小型のコンバーターも物色しましたが小さなコンバーターだとアナログ出力がRCAでこれではなんとも貧弱です。できればバランス出力が欲しい、さりとて大型のコンバーターでいかにもというのも今回のコンセプトに合わないのとスペースと予算もなく、ネットや雑誌などを見て自分のできる範囲で色々と探して見つけたのがこちらのコンバーター

f:id:cuerex:20190131093133p:plain

http://www.az-audio.jp/cn16/pg234.html

Weiss DAC2 D/Aコンバーター。選定の理由はまずはシンプルなデザインと機能そして大きさ。既存のPCを使うと決めて、ウチの場合はMACなのでUSB接続以外のFirewire接続も含めてこれなら行けるのじゃないかと売り物ないかと探したところ中古の売り物を発見。比較的近くのお店だったので見にくと、見るだけのつもりが試聴させてくれるというので聴かせてもらうと簡易的な試聴ですが好感触、接続ドライバーの問題でもしPCとの接続が上手くいかなかったら返品も可というありがたい申し出もいただきとりあえずちょっと検討ということでその日は一旦帰って2日間ほどケーブルの接続方法など検討してレイアウト的にもなんとかなりそうと思ったので、思い切ってお願いすることにしました。時間的にしばらく行けないので送ってもらい、その間ケーブル類も購入して到着後思った位置にレイアウトしたのが下の写真です。

f:id:cuerex:20190130100055j:plain

PCとプリの中間あたりに元々の置いてあったテーブルにDACを設置して、PCからはアダプターを介してフルテック製Firewireで入力、出力はカナレのバランスケーブルでプリに接続してみました。電源もPCと共通のタップからで電源の極性もチェックなし。これ以上ないいい加減な接続から最低を認識しておこうという目論見です。

MAC用の接続用ドライバーをWeissのサイトからインストールして、音出しを試すも何故かDACを認識せず・・・・

それどころかPC操作の不調も発生するという絶望的な状況です。具体的にはキーボードが反応せず何もできなくなってしまうということでとりあえずDACの電源を切ったりケーブルを抜いた状態など色々試すと、どうもケーブルの接続に問題がありそうです。
もしかしたらFirewireケーブルに噛ませたアダプターが悪いのかと疑って今度は普通のケーブルを購入して接続すると今度はあっさり認識して無事開通できました。

f:id:cuerex:20190130100023j:plain

まずは一発iTuneを介して出てきた音は・・・・以外と悪くないというのが第一印象です。ちょっとS/N悪いか、鮮度が無いようにも思いますが、この適当な接続でここまで出るなら悪くないかなという感じです。一緒に聴いていた家内などは”これ本当にPCからなの?こんなに簡単なら凄いね”という感想。

まあ、とりあえず無事聴けてそれほど違和感ない音での出だしでこれからセッティングが楽しみであります。

 

 

CDプレイヤーとのお別れか

当家のオーディオ機器の中で一番長い付き合いになるのはこのMicromega CDf-1というCDプレイヤー。

f:id:cuerex:20190126231150j:plain

ウチに来てからかれこれ20年近く経ちますが、その間にピックアップの交換やDAC ICのTDA1541A S1をダブルクラウンに変えたりと長年愛用していました。自分の中でこれに変わるCD機は考えられない愛機です。
ところが昨年末に不調になってしまい、2度ほど修理出して直していただき復活してホッとしていたところ、今年になってまた不具合が出て来てしまいました。
不具合はCDの読み込み不良というか演奏途中で止まってしまうという症状でそれがどのCDで何曲目かCDによって違うというなんとももどかしい症状です。
他のCD機に交代するか、また修理に出すかなど色々考えてみましたが、これを機会にCDはリッピングしてPCオーディオを試して見ようかと思い、とりあえずではありますがそちらの方向に移行しようと考えて色々調べ始め、まずはDACかと物色して選んでみたDACがやって来ました。ケーブルも近々到着予定で、とりあえずPCオーディオが始まりました・・・・・

師走の悲劇。

今年の仕事も終わって冬休みが始まった28日、久々まとまった休みの初日から悲しい事が・・・・・
うちの2台のレコードプレイヤー、午前中は基本Well temperdで聴くことが多くて、そのフォノイコライザーはSutherlandのHubbleというバッテリー電源のもの。

f:id:cuerex:20181229092913j:plain

このイコライザーはバッテリー方式ゆえの面白い電源スイッチになっています。その機構とは正面に横向きについたトグルスイッチを右に倒すと最初のパイロットランプが点灯して1時間後に電源が自動的に落ちる仕組みです。さらに連続使用の場合はそこから更にもう一回右にスイッチを倒すと更に一時間延長され、最長で4時間のタイマーが入る仕組みになっています。スイッチオフはその逆で左にスイッチを倒していくと一時間ずつタイマーが減り最後にオフとなる面白い仕組みです。そして使用時最後の10分前になるとLEDランプが点滅して終了間際を知らせる仕組みになっています。

さて、朝の冷え切った部屋を暖め、レコードを選び、とりあえずハッブルのスイッチを一回(一時間)入れて何時ものように聴き始めて約50分、LEDの点滅が始まったのでそのまま延長するべく右に一回スイッチを倒すとフッっと全てのLEDランプが消えてしまいました・・・・・・・

本来なら一つLEDランプが点くはずが全く反応なし、音も出なくなってしまいました。

電池駆動のシンプルな構造で今まで一度もトラブルなく動いていて、肝心の電池も先月に交換したところなので原因もわからず、さりとてこのままではどうしようもないので内部を確認してみることにしました。

f:id:cuerex:20181229093930j:plain

こちらが蓋を開けたところです。電源である乾電池を交換するため蓋は工具なしでも開くようにできています。

f:id:cuerex:20181229100357j:plain

そしてこれが電源関係の制御基盤。ここが怪しいのは分かるのですが、AC電源ではないのでフューズなどもなし、見たところは部品の焼けなどもなく不具合は見当たりません。電気に関しては弱い私はこれ以上はわかりませんのでこれは修理送り決定。年末年始のまとまった休みでゆっくり聴ける機会なので残念ですが仕方ありませんね。

せっかくですからハッブルの中を撮影して残しておくことにします。

f:id:cuerex:20181229094616j:plain

こちらは信号系の基盤。余裕あるレイアウトにすごくシンプルな構成、上下にL R 独立基盤で負荷抵抗とゲインは小さな基盤の差し替えで行うようになっています。

f:id:cuerex:20181229095037j:plain

さて、そうなるとしばらくは一台のプレイヤーで運用する?いや、これを機会に別のフォノイコライザーを試すかと言う手もあるかと久々に虫が疼いてきました、安定期だなどと言っていたはずなのに本当に懲りないですね・・・・

f:id:cuerex:20181229095428j:plain

 

 

DEVO EPアダプター

オーディオと関係ない、いや、大いに関係あると思うレコード愛好家にとっての小物のひとつでこのブログに何回か出てきているDEVOエナジードームを模したEPアダプターが遂に完成しました。

f:id:cuerex:20181215100306j:plain

これを作ろうと思ったことのはじめはDEVOが出演したアメリカのフェスでこれと同じようなエナジードームのEPアダプターを配っていたもの見せてもらったのがきっかけでした。そのアダプターはオフィシャルではなくローカルのレコード 店が作った物でとても作りがチープでキッチュでいいかなとも思ったのですが、これならもうちょっといいのがつくれるのじゃないかと思い自分でも作ってみようと考えまして、幸いオフィシャルの実物大エナジードムを持っていたのでそこから採寸し、その寸法をドーナツ盤の穴のサイズに合わせて縮小した図面を書き、3Dプリンターを使って色々な物を製作している知人に製作を頼みました。
簡単な形なのですぐに出来ると思ったらこれが意外と難しいらしく、何度かの試作を経て出来あがってきたのが左の赤い方の物です。こちらは実物を忠実に再現してエッジも極小にして見た目は大変よい物が出来ました。ところが正確に製作したところに大きな問題がありました。
それは、エナジードームの円錐は垂直で立ち上がるのでなく角度がついているので、ドーナツ盤の穴径に合わせた底面からレコードの当たる位置の間に直径が狭まってしまってレコードとアダプターの接触面にすき間ができてしまい、はめ合いが緩くて綺麗にセンターに収まらないのです。これではアダプターの意味がないのでその辺りを改良したのが右側の物。

レコードと接触するであろう高さまでを垂直に立ち上げ、その後角度をつけるという事でしっかりセンターに収まるようになりました。あと、エッジの部分に最小限のアールを付けて柔らかい雰囲気にしました。と、これで何個かのアダプターを作ってもらい製作は終了となりました。出来上がったいくつかのアダプターは自分用の物を除いて友人知人に差し上げてあとは話のネタに保管しておくとしましょう。

f:id:cuerex:20181215164659j:image

 

 

 

 

安定期。

先日ウーファーの取付ボルトをチタン製に交換したら低域の締まりが出て、チャンネルデバイダーのレベル調整を少し変えつつ日々色々と聴き続けると良い感じに収まって来て何を聴いても違和感無いレベルで何というか納得する音になって、久々にアレコレ考える事なく安心して聴ける音になりました。

それでも少し気になっていた長年交換していなかったパワーアンプのフューズなど交換してみました。パワーアンプだけで一台あたり3本x4台合計12本も必要なので特にオーディオ用というのでなく、秋葉原のガード下で購入した汎用の物を購入。それでも少しは奢ってセラミックの物をチョイスしました。

f:id:cuerex:20181210184842j:image

早速付け替えてみたところ変化は特になく、これで良いかと納得してこれも終了。

暫く振りの安定期に入りました。

 

レコード再生の秘密兵器。

以前から拙宅ではレコード再生において悩んでいた一つの問題がありました。
それはレコードプレイヤーのセンタースピンドルとレコードの穴の問題です。
拙宅のプレイヤーはウエルテンパードとIMMEDIAなのですが、このプレイヤーのセンタースピンドルの直径と先端の形状がが少し違うため同じレコードを掛けるときに微妙にレコードの入り具合が違うのです。そしてレコードによっては穴にバリがあったりして両方ともに綺麗に入っていかないレコードもあって悩みの種でした。この症状は特に輸入盤に起こって、この様なレコードが出るたびにレコードを押し込んだり引っこ抜いたりで悩んでおりました。
それとは全然関係無いところに話は逸れますが、最近ちょっとした事が発端でこんなEPレコード用のアダプターを遊びで製作しました。それがこちら。

f:id:cuerex:20181111102240j:plain


わかる人にはパッとわかる(笑)DEVOエナジードーム型アダプターです。
これを作るのに図面を書いたりしていく中でやはりセンタースピンドルの穴の直径を決めなくてはいけません。穴径を規格の最低直径あたりに設定して何度か試作品を製作したところ、そのままでは思った直径ぴったりに収まら無いのでここは追加工で行きましょうと穴を正確に開けるために精密な寸法のリーマを使って加工したところ、綺麗にセンタースピンドルに収まりこのアダプターも完成となりました。
そんな時ふと、これをレコードの穴に使ったらいいんじゃないかと思い穴のきついレコードにこのリーマを通してみました。
通してみると効いているのかと思うほどの抵抗しか無くてこんなものか?と思って
プレイヤーに乗せてみるとこれが気持ちよく綺麗に収まってくれます!
その後もちょっとキツイと思ったレコード何点かで試してみましたが、どれも本当にほんの少しの削り具合ですが全くいい具合になります。
これがそのリーマーです。

f:id:cuerex:20181111102304j:plain


そしてこれで穴を適正にするとほぼプラシーボ効果かもしれませんが音が伸び伸びと変化する様に思います。
まあ、スピンドルに綺麗に入ってくれるのが一番なのでそこは気持ち程度ですが、
それだけでも十分使う価値があると思います。
もし、レコードで同じ悩みをお持ちの方はお試しくださいませ、本当にこれだけ?というぐらいのことで気持ちよくレコードが収まります。