気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

Spectral DMC-20 S2 帰還

本当に長い間(約1年半!)修理に出していたスペクトラルDMC-20 S2が帰って来ました。

修理をお願いしていた店から持ち帰り、今まで頑張ってくれたJC-2とハッブルを取り外してリラクサのボードを設置してその上に設置。

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とりあえず電源を入れてそのままにして夕食を取りに外出して数時間、とりあえず確認に適当に鳴らしはじめました。

出てきた音は懐かしいと言えれば良かったのですが、かなり違和感のある音でした・・・

まあ、鳴らしはじめですし最低2〜3日安定するまでは我慢ですね・・・・・

 

ほぼ1年目

このブログを始めてほぼ1年、初めは新しいスピーカーが来たのをきっかけに始めて備忘録も兼ねて方向性もないまま書いてきました。

もう今年も終わりに近ついていますが、来年はもう少しちゃんと記録を残したいと思っています。

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ちなみに現在の状況はこちら。

パワーアンプはSpectral DMA-804台でウーファーにブリッジモノで2台あてがいミッド、ツイーターに各一台使っています。アナログのパラメトリックイコライザーはKLARK TEKNIKのDN410を使用、肝心のチャンネルデバイダーは迂用曲折ありながらdbx 234xs を使っています。

アンプと周辺機器も固定化してスピーカーの足回りも変更、本棚も一部変更して空間を広げて少しスッキリとさせました。細かいセッティングはまだまだですが、ぼちぼちと楽しんでいます。あとは輸入元に修理に出して1年以上になる本命のプリ、DMC-20 S2が帰ってくれば・・・・・・・

 

 

レコードクリーナー遍歴

うちではメインのソースが未だレコードで、それも中古がほとんど。なので買ったレコードを磨くのは聞く前の作法とせっせと手でレコードを磨いていました。

もちろんレコードクリー二ングマシンなる物の存在は知っていましたが、やはり高価ということと、置き場所の問題やそれと何と言ってもレコードクリーナーの定番と言えるVPI HW-16やNitty Grittyなどのデザインがあまり好きでなく導入を躊躇していました。

そんななか、海外のサイトでちょっとおしゃれな感じのレコードクリーナーを発見、価格もVPIより安いし、これならいいのじゃないかと一気にレーコードクリナー導入に踏切り海外から取り寄せたのがこれ。

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okki nokki という多分オランダで作られているレコードクリーナー。こちらはノズルの部分が変更になった2型。

デザインはとてもシンプルで、大きさはVPIより少し小型で一番の違いはターンテーブルが逆回転できることでしょうか、これはいいと思いました。

 

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なんとか棚にも収まり使用を開始しました。シンプルで可愛い。とっても好みでクリーニングが楽しくなりそう。

クリーニング液をブラシで伸ばしてバキュームで吸い取るというのはVPIと同じですが、こちらは一捻り利いていて吸い取りブラシが捻られながら上がってノズルをいちいち回さなくてもいいようになっています。早速ターンテーブルを回し、液を垂らし、ブラシで伸ばしてゴシゴシ、ノズルを所定の一にセットしてバキュームスイッチオン、ブオ〜ンという音とともに液が吸い込まれつつ数回転、スイッチオフでシュ〜パシューという音と共にノズルが回りながら飛び上がって処理終了。気持ち良い動きに感動。

これは良いとばかりにそれから数枚クリニーングを続けて行うとこれがうまく機能しません。何枚か処理してノズル付近が濡れてくると水滴が抵抗になってノズルが上がってこないのです、なので微妙に濡れが残ってしまう・・・・

何と言ってもバキュームの最後にノズルのシュ〜パシューという音とともにノズルが上がってレコードが綺麗になるというのが快感なのですが、これが上がらずレコードとブラシが微妙に当たって濡れているというのは大変切ないのです・・・・

なんとか綺麗に上がってくるようノズルと穴との滑りを良くしようと削って滑らかにしたり、スプリングの強さや潤滑もウエット、ドライ、色々と試しましたが安定せずイライラがつもりながら使用しておりました。

と言ってもこのレコードクリーナーの威力は想像以上で、今まで聞いていたレコードからまさにベールが剥がれたような効果は本当に今までなぜ使わなかったのだろうと後悔するぐらいの物でした。

そんな中オークションにてVPIの古いHW-17を発見、はじめはVPIはデザインがとか言っておりましたがVPIの実力は如何にと落札。

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このHM-17はokki Nokkiと同じく逆回転ができるのと洗浄液を電動ポンプを使って供給できるのが特徴でブラシを手で持つ必要もなく楽にクリーニングできます。

バキュームノズルの問題も無く、良くできた作りはさすが先発メーカーだなと思いました。

比較した結果、こちらを使うことに決めてその後色々と気になったところを改良したりしながら楽しんで使っていました。

改良したところは、はじめはやはり騒音です。使っている方が良く言われているようにバキューム時の音がうるさく、なんとかしたいと思い分解して点検して中に吸音材や防振材を貼り付けました。注意しないといけないのは空気の流れで、そこのところを注意しながら改良しました。結果少しですが音は収まりました。

次にこれは分解してみてわかったのですが、湿気の問題です。

バキュムー時に吸い込んだ液はタンクに収まるのですが、その際吸い込んだ空気が筐体の中を通るのでパーティクルボードで作られた本体に湿気が溜まり内部がダメになっていくようです。これは内部をペイントすることで解決しました。

またしばらく使っていくと洗浄液のポンプがダメになったのでポンプを日本製のポンプに交換。その際流量コントロールバルブも追加して適量の液が出るようにしました。

他にも吸入ノズルのベルベットを交換したり色々と改良しつつ気に入って使用していました。

ただ、吸入時の音とターンテーブルの回転音だけは不満でオーディオショウで新しいレコードクリーナーを見たり、海外のサイトなどでより良いものはないかとアンテナだけは張っていました。

例えば

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www.pristinevinyl.com

などオシャレでいいな〜など思っていましたが、なかなか高価で踏み切れず、手塩にかけて直して気に入っているVPIを使っていました。

そんな中、たまたまオークションで気になるクリーナーを発見。このクリーニングマシンも現地のサイトなどチェックしていたのですが、やはり高価で購入は諦めていた機種でした。オークションは即決で価格は新品に比べて大分とお値打ちな価格、それでも結構な価格ですので数日悩みましたが、これも縁だと思い思い切ってポチッといたしました。

 やってきたのはこちらです。

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 イギリスLORICRAFT AUDIO社製PRC3/4です。こちらは今までのシロッコファンを使ったバキュームでなく吸引ポンプを使いトーンアームのようなノズルから洗浄液を吸入する方式。放送局などで使われていて有名なキースモンク社製のクリーニングマシンと同じ方式です。

早速使ってみると、ターンテーブルが正逆回転するのとアームの動く方向などレコードを掛けるように吸引するか逆からするかなどいろいろなパターンが可能ですが、いろいろ試してみて確認し、結果キースモンクのように吸い込みを逆回転で行うことにして何枚かクリーニングしてみました。

結論、これは良いです!何と言っても静かで、ターンテーブルが回っているのは全くの無音、バキューム音もVPIと比べるとかなり静かでピンポイントで吸い取る方式のためか吸い残しもほぼありません。その為、以前は若干残っていた液を拭いて仕上げた場合に摩擦で静電気が発生してしまうのが皆無になりました。そして逆回転で吸い取るためか、今まで若干チリノイズが残っていた盤もほぼ100%無しになりました。あとレコードとの接触面がナイロン糸でこれが少しづつクリーニング時に一緒に吸い込まれ常に新しい糸が接触するというのは精神衛生上とても良いです。これで今までのレコード掛ける前のクリーニング作業がより一層楽しくなって大満足のクリーニングマシンです。

 

 

 

 

備忘録その1

ブログのために画像をライブラリーから探していたらデジカメ使い出した結構昔にまでさかのぼってしまい懐かしい画像がいっぱい出てきて思わず取り込んで見てしまいました。

ということでオーディオ備忘録その1

ピンボケ写真が多く見苦しいですがご容赦。

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今の家に引っ越した当時。画像の記録では2005年1月となっている。スピーカーはWilson Audio のWatt3Pappy2、アンプはSpectral でプリがDMC12とDMA90をブリッジでモノアンプにして使っておりました。Wattは今は無き秋葉原ヤマギワから、Spectralもやはり今はない青山のらっぱ堂さんから購入した物です。特にWattは長く使って引っ越しも2回経験し、残念ながら引っ越し時のダメージでこの時ツイーターをオリジナルのケブラーからベリリウムに、パピーのユニットも当時の最新にアップデートしました。ところがどうしてもツイーターに違和感があって部屋の関係もあって気分一新しようとスピーカーを入れ替えました。

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そして一旦リセットと2006年に一気にダウンサイジングATCのSCM20を使い始めました。Wattを下取りにといことでお釣りがきますよとアンプも思い切ってオーディオフィジックのストラダに交換。交換の際に念のためスペクトラルをお店に持ち込んで試聴させていただきましたが、もうそれは一聴してわかるぐらい相性バッチリで即購入。

せっかくの小型スピーカーなのにその頃はオートバイの趣味に傾いていて置き場所の関係で本棚に入れてどこまでいい音がするかなどということなどしていました。

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ストラダはとても濃い音でバーっと音の出るいいアンプでした。ただ一度突然煙を吐いてダウン、その時は修理できましたが代理店の関係で次は修理不可と言われビクビクしながら使っていました。

もし動作が安定して今でも修理可能なら今でも使いたいアンプです。

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で、2年ほど小さなスピーカーで楽しんでいましたが、やはり大きいのがとまた欲が出てしまい、音色の気に入っていたATCでということでSCM100Aを購入したのが2008年。

パワーアンプ内蔵のスピーカーですのでストラダを使い続けるリスクからも解放されてほっとするも100Aはそう簡単には鳴ってくれませんでした・・・・・

アクティブスピーカーなのでパワーアンプ選びの心配(楽しみ)は無くなりましたがその分プリに目が行きプリアンプの遍歴がはじまりました・・・・・

レコードプレイヤーはごく初期のノッティンガム・スペースデッキ。アームはグラハムの2,0をベースを特注して取り付けて使っていました。今でもいい組み合わせだったと思います。

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この写真は2009年の頃、プリはスピーカーと同じATCのSCA2。いい作りのプリでしたが操作の感触がイマイチだったのとLEDのインジケーターランプが明るすぎて気に入らずどうするか悩んでいました。アナログは長年使ったノッティンガムから一度使ってみたかったWell tempared に。この時もオーディオ屋さんにダウングレードですがいいのですか?と言われました(笑)フォノイコライザーはバッテリー駆動のTRIGON ADVANCE 、CDはMicromegaのCDF-1を友人に売却してメリディアンを使っていました。

 

 

 

Eminent ET2 アップデート

愛用のトーンアーム、エミネントテクノロジーET2のアップデートを行いました。

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今回交換したのはマグネシウム製トーンアーム、アルミの削り出しになったメインベースブロックとアームキャリア。

アームキャリアとメインベースブロックは樹脂製だったので格段に強度アップ。

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上がマグネシウム製で下が標準のアルミ製。マグネシウム製のアームはローコンプライアンスカートリッッジ用に作ったモノで今回使うカートリッッジ合わせて購入。

エミネントはマグネシウム、カーボン、アルミと異なる材質のアームをカートリッジのコンプライアンスに合わせて作っています。

各アームに適応コンプランスの数値を表記していたりするのは偉いなと思います。

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まずはベースを取り付け水平調整。前の樹脂製よりたわみが無く調整に敏感です。

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アームを取り付けセッティング、このアームは水平はもちろん位置関係のセッティングが微妙で、一つずつ確認しながらセッティングしていきます。

 

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針圧も掛けてセッティング完了して試聴。とりあえず大きな違和感も無くまずまず。

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この角度だとそう思わないのですが上から見るとなまずのようなカートリッジ付近が面白いです。

今回にあわせて新しく採用したカートリッジのプラタナス2,0はほんの少し甘めの低音とぐっとくる中域、分解能の高い高域がとてもいいカートリッジだと思います。でもなんといっても理屈抜きに楽しいノリのいい音というのがこのカートリッジの特色でしょうか、とても気に入りました。

 

UREI 525 から

頑張ってカスタムしたUREI525、カスタムした部分が効いたのかノーマルよりSNはいい感じです。ただ、良いと思って採用したスペクトロール製10回転ポテンションメーターが実は以外と使いづらいのです。当たり前ですが、回しても変化量が少なくじわ〜とくるので案外微調整がうまくいきません、まあ自分の腕が悪いだけかもですが。

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それでも大体いい感じになってきたと思い色々とレコードをかけていきますと、やはり微妙な違和感が・・・・・どのように帯域バランスを調整しても最後ほんの少しうるさいというか荒さが残ってしまします。空気感というか綺麗に伸びないのです。

そこで試しにと手元にあったdbxの安価なチャンネルデバイダー234xsを引っ張り出して接続してみました。このdbx234xs、マルチをはじめるのにあたって念のための予備機として購入していたものの、探していたUREIが見つかったので結局一度も使うことなく保管していたデバイダーでした。

接続して大体の所で合わせて音出しすると、なんとこっちの方が一聴していい!

UREIの時に気になっている所があっさりと無くなっています。

なんというか、あれ〜という感じです。234xsは今もサウンドハウス等で安価に売られているボトムクラスのチャンネルデバイダーですが、自分にとってはUREIよりこちらの方が合っている感じです。なものできっぱり交代となりUREIはドナドナされていきました・・・・

と、瓢箪から駒のように使い始めたdbx234xsですが、やはりボトムレンジのデバイダーということがどこかで引っかかってもっといいのがあるはずという思いが消せません。

234を使いつつ他にいいのがないかとネットをさまよい色々な方のブログなども拝見して一度デジタルにも挑戦してみようかという気になってあたりをつけたのが同じdbxのDrive Rackシリーズでした。うちで使うなら260やPA2あたりなのでオークションで出ていた260を落札、早速接続しました。

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一聴した感想は、”そんなに変わらないな” です(苦笑)

でも、まあデジタルということで色々とスロープなどもイジれるのでじっくりいじり倒そうと思います。

 

UREI525改

自分のオーディオ歴で初めて扱う機器 ”チャンネルデバイダー” アナログやデジタル、ベリンガーなどのプロ機の安価なものからブランド物の高級な物までいっぱいありますが何せ初めてなのでどれを選んでいいやら悩みながらも自分なりに調べてUREI525を使うことに落ち着きました。比較する物がない状態での評価は・・・各帯域のレベルが決められない、聞きながらついついいじってしまい落ち着かないのです。いい感じになってもう少しといじるとほんの微妙なボリュームの加減で変わってしまいなんとも歯がゆい感じです。

そんな時思い出したのがチャンネルデバイダー選びの参考にしたオーシャンウェイのデバイダー、あれには確か10回転のポテンションメーターが付いていたのを思い出しました。マークレビンノンのLNC-2もそうだったし、それならもう少し調整の幅が広がるのではと思って都合よくオークションにでていたUREI525を入手し、早速改造のプランに取り掛かりました。

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まず要のポテンションメーターですが、こちらはマークレビンソンなどにも使われているスペクトロール製のもをチョイス。調整用ノブはやはりLNC-2に使われていたあのアルミ製の物が使いたくて色々と探し、やっと海外で見つけて数個入手するも年代によって文字盤の目盛りの太さが違う事が判明、計6個の文字盤を揃えるのに余分な物も買い少し苦労しました・・・

あと、このデバイダーのボリュームはミュートスイッチも兼ねていたのでそちらも増設、機械物の加工は苦手でないので加工は自分で行って、元のボリュームからの取り外しと配線もうちの機器の接続で使っているカルダスのラインケーブルを内部配線用にバラして作って自分で行いました。終わって形になったところで最終的な整備と調整をいつもお世話になっている工房にお願いしてなんとか完成。

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接続して早速聞きながら調整しましたところ問題ないようです。音は・・・・

まだよくわかりません(苦笑)

とりあえずノーマルよりかっこいいと思いますし、まあぼちぼち聞き込んでいく事としましょう。

 

 

 

 

 

ラックも大事でした。

そこそこのオーディオになってくると収納するラックも機器に合わせてグレードアップというのは当然で、国産ならタオックや海外製ならクアドラスパイヤからゾーカセスやフィニッテエレメントなど格好良いラックがありますが、うちではあえてそれらを使わず古いデンマーク製のキャビネットの上に機器を置いています。

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ところが今回パワーアンプとチャンネルデバイダーのための収納が必要になってしましました。色々と店を見回ったりオーダーでラックを作ってくれるところなど見ましたがどれもピンとこなくて本当に取り合えずでうちにあったネストテーブルに機器を乗せて様子を見ることにしました。

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でもなんとも情けない感じ、なにより頼りない・・・・

前のブログで書いたミッドのアンプをスペクトラルのDMA-80になるともう収まりつかないので妥協して取り合えずでも良いかとクワドラスパイヤを購入。

 

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その後ハイもDMA-80となって取り合えず収まりは良くなりました。

でもなにか違うんです、色々なところで本当によく使われているラックですがなにか頼りないんです。音に関しては色々なラックを試しているのではないのでなんとも言えません、ただレイアウト的に落ち着きがないだけかもしれません、まあ拡張性もあるしこのまま行こうと思っていたところに思わぬ伏兵が登場、あっさり交換となりました。

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それはインシュレーターなどで有名なJ1プロジェクトのラック。

たまたま行ったオーディオ屋さんで見つけてそのしっかりした作りにこれだ!と思って即購入。買ったのは棚板が二枚の物でしたが、その後オークションで追加の棚と足のセットを見つけて拡張して3段仕様に。

こちらのラック、棚板はJ1らしい樹脂製でそこそこ強度あり叩いてもあまり鳴きがありません。それよりもこのラックで凄いのはその支柱です。直径約50mmの無垢のアルミ棒にぶっとい雄ネジと雌ネジが切ってありしっかりと棚板を締め上げます、棚板の裏には変形防止のアルミ製ブレースを共締めにするようになっています。足の部分にはこれまたアルミ製ブレスバーをつないで上からの荷重で足が広がり変形するのを防いでいます。スパイクは足と同じ直径のステンレス製でこれまたしっかりした良い作りです。

クアドラから交換して一聴、まるで違います!今まではやはり棚が振動していたのだなというのが分かるS/Nの良さ、ラックの存在を感じさせないと言うのでしょうかこれには驚きました。これでラックに関しては一安心、アンプも一応落ち着いて今一番未知の部分、チャンネルデバイダーのお勉強に邁進します。

 

チャンネルデバイダー。

Boxer T2を導入するにあたって一番頭を悩ませたのはチャンネルデバイダーの選択でした。

今までネットワークもしくは固定されたチャンネルデバイダーのスピーカーしか使ったことがなく、本格的なマルチアンプは大変だということにびびっていた自分としては本当に暗中模索でのスタートでした。

まずは色々とネットで調べて、お店に行って相談し、そこで見たオーシャンウエイ製Urei525改にピンときて、同じUrei525を導入して使い始めました。とりあえず接続してセッティングしてレベル調整し、聴きながら少しづついじってこんなものかと思いつつ日々レコードを聴き、また気になって調整、こんなものかとの繰り返しで悦に入ったり落ち込んだりで、行きつ戻りつしつこく調整するもどうも納得いく音が出ない・・・・日々ほんの少しのボリューム調整でコロコロ変わる音に翻弄されながらSCM100より一回り大きなキャンバスなのに今までより緻密な音場に感心しつつもああしたこうしたらと長い戦いは続きます。

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続アンプ選び。

とりあえずという感じで、低域ベルカント、中域Lab gruppen、高域Job500で音出しを始めてチャンネルデバイダーのUrei525の設定を少しづつ調整して、こんなものかと落ち着くとどうしてもアンプ交換の虫が騒ぎ出します。それはそうです、8年一緒に過ごしたATC100Aはアクティブでパワーアンプの選択余地がありませんでした。なものでその時期いじるところといえばもっぱらプリアンプで、8年の間にSpectral DMC-10、ATC SCA2、Mark Levinson JC-2、LNP-2、そしてSpectral DMC-20 S2とそれなりにプリのみ色々と楽しんできました。

なもので久々にパワーアンプ遊びが出来るなと色々と考えを巡らしますが、予算もあるし、しばらくはこのままと思いつつちょくちょく物色しているとちょこっと引っかかったアンプが・・・・それはSpectral DMA-80。ちょっと古いですが、プリとも相性いいだろうし、以前DMC-10を使っていた時はDMA-90をブリッジモノ2台でWILSON のWATT3を使っていたこともあって馴染みがあるのでとりあえず入手。まずはミッドに繋いでみるとうん、いい感じ。しばらくして馴染んでくるとLOWのベルカントの締まった感じが違和感が出てきたので下をLab gruppenに変更してこちらの方がいい感じです。そうなるとLOWはこのままでもHIも同じスペクトラルで試したくなるもので悩みは尽きません・・・