気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

UREI525改

自分のオーディオ歴で初めて扱う機器 ”チャンネルデバイダー” アナログやデジタル、ベリンガーなどのプロ機の安価なものからブランド物の高級な物までいっぱいありますが何せ初めてなのでどれを選んでいいやら悩みながらも自分なりに調べてUREI525を使うことに落ち着きました。比較する物がない状態での評価は・・・各帯域のレベルが決められない、聞きながらついついいじってしまい落ち着かないのです。いい感じになってもう少しといじるとほんの微妙なボリュームの加減で変わってしまいなんとも歯がゆい感じです。

そんな時思い出したのがチャンネルデバイダー選びの参考にしたオーシャンウェイのデバイダー、あれには確か10回転のポテンションメーターが付いていたのを思い出しました。マークレビンノンのLNC-2もそうだったし、それならもう少し調整の幅が広がるのではと思って都合よくオークションにでていたUREI525を入手し、早速改造のプランに取り掛かりました。

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まず要のポテンションメーターですが、こちらはマークレビンソンなどにも使われているスペクトロール製のもをチョイス。調整用ノブはやはりLNC-2に使われていたあのアルミ製の物が使いたくて色々と探し、やっと海外で見つけて数個入手するも年代によって文字盤の目盛りの太さが違う事が判明、計6個の文字盤を揃えるのに余分な物も買い少し苦労しました・・・

あと、このデバイダーのボリュームはミュートスイッチも兼ねていたのでそちらも増設、機械物の加工は苦手でないので加工は自分で行って、元のボリュームからの取り外しと配線もうちの機器の接続で使っているカルダスのラインケーブルを内部配線用にバラして作って自分で行いました。終わって形になったところで最終的な整備と調整をいつもお世話になっている工房にお願いしてなんとか完成。

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接続して早速聞きながら調整しましたところ問題ないようです。音は・・・・

まだよくわかりません(苦笑)

とりあえずノーマルよりかっこいいと思いますし、まあぼちぼち聞き込んでいく事としましょう。