レコードプレイヤーのメインとして使用しているIMMEIDIA/Eminentのアームの動きが悪くちょっとイライラ、具体的に言うとレコードのかけ始めの辺りでのアームの動きが重く、溝に掛からず演奏が始まらないのです。原因はカートリッジのプラタナス2,0とそれと同時に導入したマグネシウム製のトーンアームにあります。
プラタナスの重量が17g、トーンアームも付いていたアルミ製から10gアップとかなりの重量増で、それとバランスするために付けるウェイトの重量も増えて、やじろべえのようにバランスするエミネントのアームの構造上ただでさえかけ始めと終わりのところで重量バランスが悪くなるところにさらに抵抗が出てしまい、動きが悪くなってこのような症状が出てしまいました。
さてどうするものかと考えて、そういえば以前アームの駆動用ポンプとして新たに買っていたより吐出量の多いポンプに交換してみることにしました。
交換自体はたいした手間ではないのですぐに終了して早速テスト、う〜んあまり芳しくありません、動きに引っかかりがありスムーズではありません。
そしてポンプの駆動音も大きくなってちょっと気になりますのでこれは却下、さてどうするものか・・・・こうなったら一番の原因を排除するしかありません、カートリッジ交換です。
と言っても余っているカートリッジなどありませんので、もう一台のプレイヤーのウエルテンパードに付いているライラ・ヘリコンと交換してみることにしてみました。
そうと決まればささっと両方のカートリッジを交換してセッティング。
まずはウエルテンパードにプラタナスを装着。流石にこちらでもウエイトがそのままでは合いません、エクストラウエイトなども無いのでウエイトに付いている微調整用のねじ込み式の小さなウエイトに エミネント用のバランスの鉛の板を付加してバランスを取りました。
セッティング完了して音出ししてみると、プラタナスの特徴的なしっかりしたピラミッドバランスの音でトーンアームとの相性も良いみたいです。
次はIMMEDIAの方に移ります、続く・・・・