気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

我が家のレコードクリーニング作法。

私は音源というだけでなくレーコードそのものが大好きで、休みになると中古レコード屋さんを巡って少しづつコレクションを増やしています。

入手するのは主に中古盤ですので、買ってきたレコードのクリーニングは必須で今まで色々なレコードクリーニング方法を試してきました。

その顛末はこちらに以前書いてありますが、それからも色々と細々試していて、それも最近やっと落ち着いて自分なりのやり方が出来上がってきました。

そんな当方の現在のレコードクリーニング作法はこんな感じです。

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 使っているクリーニングマシンはイギリスLORICRAFT AUDIO社製PRC3/4です。
VPIなどのバキュームタイプではなく、同じくイギリスのキースモンクと同じ一点吸入式のクリーナーです。拙宅では湿式のクリーニングの前に大まかなゴミや音溝に入り込んだ細かいチリを取る前処理を行うようになってきています。

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バキューム前のドライでのクリーニングに使っているのはカートリッッジの修理などで有名なAudio Fab製のブラシ。羊毛100%でとても密度の高いものです。レコードへの当たりもとてもよく掃除している感じがとても心地よいです。

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そのブラシでまずは細かいチリ等を掻き出します。コツは軽く叩きながら掻き出す感じで全周撫ででいきます。

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そうするとこんな感じでホコリやチリのようなものが沢山浮かび上がってきます。
画像では見にくいですが、盤によってはかなり細かい本当にチリのようなものまで掻き出されてびっくりします。

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そのチリをこのローラーで取り除きます。ちなみにこのローラーはレコード用でなくスマートフォンなどの画面クリーニング用。格安で水で洗えば何回でも使えるのでとても使い勝手が良いです。

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そしてここでレコードクリーニング液を使います。はじめ拙宅では以前はこちらのDisc Doctor's製のクリーニング液を愛用していました。そのうちに自分でも精製水などを使ってクリーニング液を自作するようになり、現在のところはアルコール20%に精製水80%とほんの極少量の界面活性剤(ドライウエル)を使用した液を作って使用しています。
それとは別に油性の汚れが目立つ場合はDisc Doctor's製のミラクルレコードクリーナーも使っています。こちらはアルコール不使用のクリーナー液で油性の汚れなどに有効です。

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液をレコード盤に伸ばすのに使っているのはLORICRAFT AUDIO製のブラシ。こちらは似たようなVPI製の物より少し当たりが柔らかで、レコードに優しそうなのでこちらを使っています。

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上がVPI製ブラシ、LORICRAFT AUDIO製のブラシは多分以前使った同じイギリスのWatts製Parastatのブラシにとても近いのでまた探してみようと思っています。

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液を全体に伸ばしてクリニーングに移りますが、伸ばす際は特に力を入れずあくまで液を伸ばす感じでここではゴシゴシと洗うようにはしません。前のドライでのクリーニングで見えるゴミやチリを取り除いているのでそれで取り残したチリや盤面に残ってる離型剤を取り除くための液を広げるだけという感じです。

そのあと液の吸い取りを行いますが、拙宅では内側から時計回り方向で行っています。このクリーナーでは回転が正逆選べるようになっているのですので、あくまでイメージですがレコード針が撫でていく方向と反対回りに行った方が掻き出すんじゃないかと思っています。内側から外側にバキューム終了して最後に縁に残った水滴を軽く拭いてクリーニングは完了です。

このクリーナーの場合バキューム後の盤面はほぼ乾燥していますので終了後そのままプレイすることが出来ます。あと、この方式の素晴らしいのは静電気が全くというほど消えた状態で終了する事です。

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その他のレコードクリーニング用のブラシたち。他にもありましたが今の所残っているのはこれらです。

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こちらは上でも紹介していたDisc Doctor's製のレーコードクリーニングパッド。

ゴム製のつまみにベルベットを貼ったものでウエットクリーニングにも対応。

適度なしなりがあって使いやすく、ベルベットも交換できるシンプルながらなかなかに優れものです。

面白いのは7インチシングル用の設定でこちらはシングルレコードのクリーニングに重宝です。

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右はLAST製のクリーニング用パッド。使い捨てに近い簡易的なものです。

左はそれと自作クリーナーでよく使われている歯ブラシのデンターシステマを合体させたもの。

当方の感想は上のオーディオファブ製と比べるとどうしても密度が低く、当たりが硬い感じとチリなどの汚れを掻き出せていない感じがします。

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ネット上でレコードクリーニングに使われているのを見て使用してみた顔用音波ブラシ。こちらは毛の細さや密度は素晴らしいと思いました。ただ、大きさが小さくてクリーニングに少し時間がかかります。あと、ブラシの密度が高いため力のいれ方と方向が難しいと思いました。

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最近では出番がありませんがこちらのブラシはお気に入りで使っていたのでいまでも残してあるディスクウォッシャー製のブラシ。

その他のレコードケア関係はこんな物を使用。

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上から、ユキムで販売していたSFC、現在は新しい型になっています。使用感は普通。

アナログリラックス製のカーボンブラシはコシが強くて使いやすいと思います。

グレーのブラシはプラモデルメーカーのタミヤ製ブラシで細かいところの掃除に便利です。

一番下のはメーカー名等忘れてしまった静電気除去器、真ん中のレバーをカリカリと押すと静電気が除去されますが、真剣に帯電したレコードには一発では効きませんでした。でも、ある程度は効き目はありますのであると便利なグッズです。

 

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レコード針のクリーナーはこちらを愛用中。上の2つはカートリッジに付属されていた物で上の白いのは全体のクリーニングに下の丸いブラシの物は針先のみに使用しています。

透明のつまみの物はWatts製の物で優しく針を拭きたいときに使用。

一番下のちり取みたいなのは日本のFidelix製のサスパというクリーナー。

こちらは先が柔らかいブラシ、奥の黒い部分がソルボセインっぽい粘着面になっていて結構使い勝手が良く、只今一番よく使う愛用品。

レコード愛好家の方々は皆さま色々な作法でクリーニングされていると思いますが

うちではこんな感じでレコードクリーニングを楽しんでいます。