気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

チタンねじ

前から少し気になっていたちょこっとした部分のねじをチタンねじに変更してみました。

一つはカートリッジ取り付けねじ。この部分のねじは従来アルミやステンレス、真鍮など色々なねじがありますが、自分的には材質はさておきマイナス頭のキリッとしたネジがお気に入りでした。

そんななかで、チタン製のネジを使うといいような事がネット上ではちらほら見受けられ気にはなっていたのですが、市販されているチタンの子ネジはプラスのナベ頭の物ばかりで、これは自分的には格好悪いと思って使うのを躊躇していました。

それでもなんとなくチタンネジを使いたくなって他のタイプのネジはない物かと色々と探したところこれはというのを発見。

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RCカー用のヘックスヘッドチタンネジ。2,6mmでカートリッジにうってつけのネジです。

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早速取り寄せ交換。うん、渋い色でいい感じです。

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さて、肝心の音ですが、私的には激変という事もなくあまり違いが判りませんでした。
まあ、気分の問題でもありますし見た目良ければ良しとして次のチタン化に着手したのはスピーカー。

うちのBoxer T2はツイーターとミッドレンジが振動板を簡単に交換できるように振動板がホーンロードをかけるアルミの部品と4本のネジだけでで固定されています。

この固定ネジは一般的な鉄のキャップボルトが使われています。

このボルトは黒染めなので、アルミの部品と色が合わず前から少し気になっていたのでこのネジもチタン製に変えてみようとこちらも交換する事にしました。
こちらは一般的なキャップボルトなので国内で調達しました。

せっかくなので高強度の64チタンで頼んだところ、思いの外納期に時間がかかりました(汗)

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ネジは最近仕事でも利用する事が多いMISUMIから入手。少量でも注文可能なのとこんな物まで!というニッチな規格の物まであってでとても使い勝手がいいサイトです。

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今回のネジはクリーンルーム使用規格なのでこんな真空パックで到着。

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チタンネジは齧りやすいので手元にあった車のマフラー用銅ベースのスレッドコンパウンドを使用。

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スレッドコンパウンドをネジ山になじませて

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こちらが交換前。

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交換後はこんな感じ。そしてミッドレンジも

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こんな感じで色が合ってスッキリしました。

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さて、肝心の音ですが、こちらは少し違いがあるようで、荒さが減って大人しくなった感じでいい方向です。

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最後にたかが16本のネジのかなり痛い請求書。まあオーディオ用と思えば安い物でしょうか?自己満足の世界です(笑)