気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

実験くん。

最近はシステムの変更もなく安定している拙宅のシステムですが、そんな中以前から少し気になっていたチャンネルデバイダーの周波数変更を行ってみました。

拙宅のBoxer T2はマルチアンプ駆動で、その周波数分割はLow/Mid250Hz,Mid/Hi2,5KHzの3wayというのがメーカー推奨分割周波数となっています。今使っているチャンネルデバイダーTA-D900の周波数分割はユニット交換方式で可変でないため、手持ちのユニットで一番近い280HzでLow/Midの分割を行っています。以前からちょっと気になっていたのは同じウーファーのを使っているATC SCM100の分割周波数で、こちらのLow/Midの分割は380Hzです。Boxerとはミッドレンジの口径が違うのでSCM100の方が周波数が高いのは理にかなっていますし、そうなるとBoxerの250Hzというのも納得なのですが、ウーファーの帯域ががそこまで上げれるのならBoxerもこの周波数に近づければどう変わるか、もしかしたら良くなるんじゃないかとがずっと気になっていました。なので一度このSCM100の周波数での帯域分割を試したくて、このデバイダーのオプションであった近似値350Hz分割のユニットS2を探しておりました。ですが、このS2モジュールがなかなか見つかりません。このTA-D900を買う前に一度オークションで見たきり見かけることはなく、このデバイダーを使うようになってからずっと頭の片隅に試して見たいという思いがもやもやと思っていました。そんな中、このS2ユニットを含むこのデバイダーのユニット基盤を作った業者さんが現れました。オリジナルに越したことはありませんが、実験するには十分と必要なS2ユニットの基盤を入手して実験開始です。

基盤はユニットに組み込むのが本来なのですがそのままオープンモジュールのようにも使うことが出来るので、まずは基盤のみを差し込んでみて電源を入れてしばらく通電した後試聴しました。

一聴、なんか音が硬いです。ウーファーの帯域が大きくなってミッドの負担が減って軽々鳴るのではと思いましたが、なんか的外れな感じです。大げさに言うとラジオみたいな音です。自分だけではと思っていつも一緒に聞いている家内にも聞いてもらうと全く同じ意見で音がカサカサ、艶がない、元の方がいいとのこと。ということでもう一度元に戻すと、うん、こっちの方がいいです。空気感も艶もあります。そんなわけでもう一瞬で元に戻ってしまいました。もしかしたら基盤が馴染んでないだけかもしれませんが、ちょっとこれではきついので実験は終了。せっかく購入したモジュールですが、無駄になってしまいました。でも、まあ、これで現状より分割帯域上げるは無いなと納得いたしました。そう思えば無駄とも思えません。

そうなると次は250Hzカットのモジュールを作れないものかと考えている凝りない私です。そしてチャンネルデバイダーはマルチアンプシステムの肝だということを今更ながらよく解りました。

となるとまだこれからも自分の理想のチャンデバ探していろいろ妄想が膨らみます。
今の所興味があるのはプロ機からはLab.gruppenのLM26という機種。もしくはコンシューマーオーディオ定番のこちらも気にはなっています。こちらは試聴機があるようなので借りてみようとも考えているのですが、まだ踏ん切りがつきません・・・・・