気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

DS Audio DS 002

前回整ってしまったとまで言ってしまった拙宅のオーディオ環境。
この状態から何か変えるのはどうかと思いますが、いきなり変えるのでなくお試し的なことなら勉強になると思い現在メーカー直で試聴機を借りることができるキャンペーン中のDS Audioの光電式カートリッジを借りてみました。

今回視聴依頼したのはラインナップの中からもし、自分で入手するなら現実的なDS 002カートリッジとエントリーグレードのフォノイコライザー DS E1イコライザー

申込して暫くの後に希望どうりのセットが届きました。ところが届いた箱が2つもあって片方が結構重量あってちょっとびっくり。中を確認するとDS 002のフォノイコライザー も一緒に入っていました。折角なのでセットでということでしょうか嬉しいご配慮です。

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早速中を点検。出荷前に点検いただいているようです。

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ケースはアルミの削り出しでずっしり重量感ありです。

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針カバーは3Dプリンター製でしょうか、スライド式で不意に外れないようになってます

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ツルッとした質感の表面で優しいデザインです。

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メインの IMMEDIA/Platanus との比較ということでWellTemperdの方にDS 002を装着。

 

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イコライザーはまずは思っていた組み合わせのDS E1を使用。出て来た音は想像していたよりとても自然で違和感なくS/Nも良くある種無個性な感じです。色々な盤を聴き進めて行っても違和感なく全くリファレンス的でこれどうかなという感じがしないのは凄く良いです。

その後同じ盤でのIMMEDIAとの比較も何回か行いましたが、比較するとDS 002の方が少しあっさりめでしょうか、雑味が少ない感じです。言い換えると無駄な音は出さずに淡々とした感じで端正な音といったところでしょうか、ここで純正組み合わせのDS 002イコライザーで聴いてみることに。

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なるほど、流石純正組み合わせです、先ほどまでの少し静かな感じから躍動感が出てかなりいい感じです。レコードを聴いている感覚よりCDに近いというか針を擦っている感覚はある種無い音です。IMMDEIAの方はほんの若干ですが中域にコクというか厚みがあってレコード聴いてるという感じ、DS 002は以前WellTemperdにPlatanusを付けていた時の感じに似ています。なのでこれはプレイヤーの違いとも言えて、もう甲乙つけがたいところです。

最初は光電式ってどうなんだろうという興味本位での試聴でしたが、これは次期カートリッジの本命として検討したいと思います。

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貴重な試聴の機会を与えていただいたDS Audio様には感謝です。
そして次なるプロジェクトになるかガラガラポンになるのか・・・・が起こる次の一歩が・・・