現在スピーカーケーブルにLANケーブルを使って自作したもを使用しているのは以前にも書いていますが、今回新たに本番といいますか、美観も含めバージョンアップした物を製作しました。
使っているのはカテゴリー6の単線LANケーブル、1m@¥450です。今回は長さ3m、3wayなので3x2で6本同じ長さに揃えてきっちり切り揃えます。
今回バナナプラグはスイス・マルチコンタクト製を使用。前々回にも使っていい感じだったのと、前回のHirschann Test & Measurement製のバナナプラグで一部若干の接触不良を起こしたことがあって、確実なコネクトなこちらを再採用しました。
今回は新たに刃先を可変に調節できるケーブルストリッパーを導入、メッシュチューブも被せて製作。
ここが結構手間がかかるケーブルを捻る作業も慣れてきました。
この後やはり新たに導入した0,5mm単線用ケーブルストリッパーを使いかなり手間が省けました。半田はKESTER#44を使用。プラグとケーブルを圧着ペンチで軽く圧着してから半田を流し込みしっかりと固定。一連の作業を24回やるとちょっと飽きてきますが頑張って集中し作業終了。収縮チューブも同じ長さに切り出し装着して今度は2本ずつ12回ドライヤーでしっかり収縮させて作業完了。
熱収縮チューブは文字などの印刷のないパンドウィット製を使用しました。前回より少し締まった感じです。3WAY各帯域がわかるよう色分けした収縮チューブも装着。
最後に3本をゆるい三つ編みにし太めのメッシュチューブを被せました。今回は安かったというのもありMonotaRO製を試してみましたところ、つや消しの質感で落ち着いたいい感じになりました。
GEM TS-208へのケーブルもほぼ同じ仕様で製作しています。もちろんこちらも長さを合わせています。ツイーター用のアンプからパラレルに出力するために分岐ターミナルを探していたところ、具合のよいターミナルをAmazonにて発見。
元のターミナルと近接して平行に取り出せるターミナルです。価格もすごく安くびっくり、すっきりとしたレイアウトに仕上がり大満足です。