気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

チタンねじその2

少し前に書いたツイーターとミッドレンジのホーン固定用ねじをチタンねじに交換したのは美観だけでなく音的に結構効果ありでした。なら、他のねじもチタン化したらもっと良くなるのじゃないかと思い、今度はツイーター/ミッドレンジフレームの取り付けねじを交換しようという目論見です。

早速前に購入したサイトで今回必要なM5X40のねじを探すと、なんと設定がありません、それではと検索してみると、同じ64チタンねじで必要な寸法のものを発見。ところが64チタンだと一本2000円以上、今回必要なのは16本なので3万円以上とちょっと二の足踏んでしまうなかなかのコストです。

あと、問題はねじの表面処理です。前のホーンの時はアルミ地肌だったのでチタンの質感が合いましたが、今回のフレームは黒なのでチタンの地の色とは合わないと思い何か表面処理はないかと調べてみますが、なかなかこれといった安価で簡単な方法が見つかりません。

最悪黒染めスプレーで自分で処理するかと思いましたが、でも何かないかと思いつつ捜索を続けると、見つけました!
64チタンでM5X40mm、表面処理は黒というまさに条件ぴったり、そして価格も一本あたり850円という安価。今回購入したのはこちらのチタンショップGKさん。

早速注文して到着したのがこちらです。

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綺麗に黒染めされた64チタンねじ、バッチリです。

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齧り防止にスレッドコンパウンドを塗って装着。

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こちらが装着前。

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そして装着後。見た目ほとんど変わりありません(苦笑)強いて言えば少しエッジがあって艶があるかという感じですか。

で、肝心の音ですが、これはかなり変わりました。

と言っても手放しで良くなったというのではありません。今までのバランスが狂ってしまい、当初かなり違和感ありました。

なもので、交換したねじの締め具合の再調整にはじまりチャンネルデバイダーのレベル調整からTS−208のレベル調整、極性入れ替え、角度調整、本体スピーカーの位置までレーザー距離計やレーザーセッターを使ってのスピーカー位置調整をして、最後に聴感での位置セットなどセッティングに朝夕2日ほど掛かって見直してやっと落ち着き何とか聴けるようになりました。

結果は良くなったとは思いますが、アンプの電源投入の時間経過やソフトの差が一段と出るようになりました。これが良くなったと言えるにはもう少し時間が掛かりそうです。

まあ、もう少し時間経過で落ち着くかと思いますが、今回は今の所まさに過ぎたるは及ばざるが如し、それでも試したいのが趣味なんですよね・・・・