気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

実験くん

プリアンプの変更が落ち着いてきたところで前から少し気になっていたパワーアンプの電源関係を見直すために少し実験をしてみました。
現在使用中のQSC PLD4.2はユニバーサル電源で100〜220Vの電圧で使用可能なのでせっかくなら200Vで使うか、それともアイソレーショントランスを使って200Vから100Vにして、いや、それなら200Vのままアイソレーションというのも可能かと色々と考えているのですが、そうなるとトランスの容量はどれぐらい必要なのだろうか?と思いまして、使う電力の3倍ぐらいは必要というのを以前見聞していたので、さてうちのパワーアンプの消費電量はどれぐらいだろうと調べてみることにしました。
あくまで目安なので簡易的で良いだろうと市販の電力量表示器をパワーアンプに繋いでみました。まず音が出ていない状態での消費電力がこちら。

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48W たったの48Wです。ふーん、D級だしそんなものかととりあえず確認。
そして音を出し始め、普段聴いているくらいの音量で鳴らした音量と消費電力がこちら。

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なんと49Wでほとんど変化無し、ちょっとびっくり。
そしてうちでは大音量だと思うレベルでの再生で測ったのがこちら。

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結構な音量でもたった61W、3つのアンプでチャンネルデバイダー 込みで2X30cmのウーファーまで駆動してこの消費電力とはなんとエコロジーなのでしょうか。
これなら両チャンネルでも200Wも使わないでしょうからそれこそ1KVAもあれば全然余裕でしょう。それこそ500VAのトランスを二つ使うなんていうのも良いかもしれません。
なかなか面白い結果が出てやって良かった実験でした。