長年愛読していたオーディオ雑誌ステレオサウンドですが最近のオーディオ製品の高額化やデザインのセンスについて行けず、新しい機械を購入する気も起きないのでここ数号は購入していませんでした。ですが、毎年冬の号はグランプリやベストバイなどの記事があるのでたまには勉強と思って久々に購入したところ、何ともビックリのページが。
それは写真家の平間 至氏のインタビュー記事。その中のお気に入りのディスクのページを見て目が点になりました。
80年代のノイズやアバンギャルド、NEW WAVE、プログレでもマイナーなカンタベリー系などこれまで絶対にオーディオ雑誌に登場したことがない盤がずらり。
そしてこれらは私の大好きなレコードでもあります。
記事の中には”1980年代のアブストラクトな音源をオーディオにもこだわって聴く人はあまり見かけないが”ということですが、それは私です(苦笑)と言いたくなりました。
で、嬉しくなってこれを棚から取り出して聴きました。
記事に載っていたThis Heat のファースト。こちらはセカンドプレスのDMMダイレクトメタルマスターバージョン。
そのテストプレス盤です。誰が欲しがるの?というかなんともニッチな一枚です。
そして裏面にはチャールズ・ヘイワードとチャールズ・ブレインのサイン入り。サインは先日来日した時に直接頂いたもの。
それにしてもステレオサウンドでこんな音楽が紹介されるとは・・・・・・です。