気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

Naim NAC32 その2

新しいスピーカーケーブルの実験と前後してこちらも気になっているNAC32のレイアウト。
Welltempardのフォノイコライザー として使い出したNAC32、当初ハム音からプレイヤーの下にセッティングしましたが、どうにも大仰でもっとスッキリレイアウトしたく、考えます。

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まずはこちらが現在のレイアウト、プレイヤーの下に電源と本体を並んで設置しています。

これですとどうしても全体のかさが高く、重厚感というのはあるのですがちょっと大仰な感じ。プレイヤー台は3点支持で傾きを調整できるようにアルミの削り出しの部材とジュラルミン板で作った物ですが、これは当時サザーランドのPh3Dフォノイコライザー を納めるように作ったものでNAC32を納めるには3点支持の足をかさ上げするしかなく、足が浮き上がった感じになってデザイン的によろしくありません。

で、今一度レイアウトの変更に踏み切りました。その前にケーブルの製作です。

ケーブルの素材は当家定番のCardas 4X24 あいにく適当な長さの物が無かったので海外サイトから取り寄せ。4X24は4芯にシールドという構成なので一本でL/R作れるのですが、今回はシールドを厳重にということで送り出しのDINコネクター側を一本で送り出し途中でL/Rに分かれるという構成で製作してみました。

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金属製のロッキング付きDINコネクターを使用。こちらはNaim純正と同じ品物。

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RCA側は最近お気に入りのMogami製のコネクターを使いました。

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今一度プリ本体を色々な場所に置いてみたところ、ハムノイズはどうもIMMEDIAの電源ユニットからのノイズに干渉していることが濃厚でレイアウトはこれしか無さそう。電源部を上下に重ねるのは折角の別電源のメリット台無しなのでこちらは他の電源達と同じ床に置くことに。

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そして見た目と操作感向上にベースボードごとベースと同じBDR製のコーンを使って3点支持に。

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これでNaimと高さの差が出て落ち着いたレイアウトでいい感じになったと思います。

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さて、レイアウトが落ち着いたところで次はスピーカーケーブルの本番用製作です。