注文から約2ヶ月、待望の新カートリッジEMT HSD 006がスイスから到着。
ベーシックモデルですので普通のプラ箱に取説もドイツ語と英語のみとシンプルです。
インナーケースにネジで取り付けられているカートリッジは針カバーなど無いので取り外しには結構気を使います。
本体はこんな感じで全くオーソドックスな作りです。
今時珍しい測定表付きです。左右で若干違うような・・・・・まあ許容範囲内なのでしょう。
カートリッジを取り付けるためトーンアームを外したついでにプリンスも外して内部点検。ネジなど緩んでないかと思い確認しましたが全く問題無し。
トーンアームの水平やオーバーハングとテラルを確認。なんとプラタナスとほぼ一緒で少しの調整でセッティング終了。今回取り付けネジはAETの中空ステンボルトを使いました。
そして今一度純正のフォノケーブルを試してみることに。
PL-Pのイコライザーセットは1.05mVというプラタナスの倍の出力ということでまずはトランスをバイパス、負荷抵抗330Ωからスタート。でもこれでは昇圧が少なくS/Nが稼げなかったのでプラタナスと同じトランスを経由でのセッティングとなりました。
その後ケーブルの方もやはり自作のケーブルに戻して結果セッティングは前と全く同じでカートリッジのみ変わったところに落ち着きました。
全くの新品なので音質の評価はこれからですが、数時間鳴らして聴いた感じではどこか癖のようなものや違和感も無くこれなら行けそうという感触です。
これからもう少し使い込んでどうなっていくか楽しみです。