気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

ほんのちょっとしたこと。

引き続きアポジーSTを乗せたまま、ちょっとした違和感の原因を探るべくたまに行なっているスマホのオーディオアナライザーアプリを使って測定すると、大体のソースで同じ様な傾向で360Hz辺りに大きなディップがあるのを見ることができます。

これは以前からあった現象で、ウーファーとミッドのクロスオーバー250Hzの上辺り、なのでクロスオーバーの周波数を少し変えたりして改善されるかと試したこともあったのですがあまり変わりなく、多分部屋の特性と諦めていたのですがふと思ってクロスオーバーの遮断特性を現状の24dB/Octから12dB/Octに変えてみました。

するとどうでしょう、そのディップがほぼ消えて音にも厚みが出ていい感じです。でも少し低域が厚くなりすぎたのでウーファーのゲインを0.3dB程下げるとこれまたいい感じで、なんでこれを今まで試さなかったのかと後悔しきり・・・

今までも何度もこれで良いと思いつつ、気になるとちょこっとセッティングを変えても長続きせず元に戻る感じでしたが、今回はどれぐらいこのセットのまま続くか判りませんがこのまましばらく聴き続けようかなと思います。ちなみに現在のクロスオーバーはロー/ミッドが250Hz 12dB/Oct 共に正相、ミッド/ハイが2.5KHz 24KHz/Oct でツイーターは逆相接続、STが14KHz 12dB/Octというセッティングになっています。アウトプットゲインバランスはロー/ミッド/ハイが-1.6dB/0dB/-3.0dBという具合。

あと気がついた所ではユニットのネジのチェック、ウーファーのネジが少し緩んでいたのでこちらを増し締めして、これも少し音に関係するかなとレコード棚と天井との間に大量に挟んであるプラキレンの増し締め。これでちょっと気持ち的にもシャキッとして気分良しです。さて、新しいセッティングは定着するでしょうか・・・・