気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

さよならTechnics SL-110 / SOUTHR SLA-3

先日ひょんなことから譲って頂き修理やメンテを行い動くようになったTechnics SL-110 / SOUTHR  SLA-3 プレイヤー。

その動きを楽しみながら音を聴き始めSTSTと併用して使っているうちに何というか妙に納得というか満足した感じになってしまいました。

もちろんSTSTとSOUTHRの間にはカートリッジを含めて音の違いがあるので、そこをこうしてああしてとすれば自分好みに仕上げることは大体想像つきます。

また、その手間を楽しむのも趣味というのは全く分かっているのですが、今回はそこが特に見えた感じがあって、また頂いた機材というのもあり、その先に行くより元のオーナーに戻った方が良いのではという思いが湧きました。

早速元オーナーさんにお戻ししたいと連絡を取ると、早々にオーナーさん自らプレイヤーのお迎えに来てくれて無事引き渡しをしてTechnics SL-110 / SOUTHR  SLA-3 は元のオーナーの元に戻って行きました。

引き取りに来て頂いた際に拙宅の音も聴いてもらったりして、とても楽しい時間を持てて何というか縁を感じた良い時間を過ごさせて頂きました。

そしてプレイヤーが去ったキャビネット、スペースに余裕ができたのでプレイヤーとプリアンプ、DACの並びに少し余裕を持ってレイアウトし直すと・・・・・・
あれ、なんか音の出方に違いがあります、思い返すとこれは前のレイアウトでの音の感じ、窮屈な感じのないのびのびした音が戻ってきた感じでこれは改めてこのレイアウトと接続する機器を減らす意味を感じました。

この最小限の接続機器と余裕のあるレイアウトは自分の音の中でも結構重要なとこかもと改めて納得してこれを出来るだけ崩さない様にしないなと思いつつちょっと寂しい気もして(苦笑)いや、少しは落ち着くようにしばらくは自重したいと思います。