気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

球転がし2022。

ことの発端は、ある朝いつもの様にレコードを聴こうとPL-Pのスイッチを入れたところいきなりノイズが発生・・・・・そしてアンプに手をかざすと盛大なハム音まで・・・・
オイオイと思いながらフォノからラインにスイッチを切り替えるとノイズは消滅、これはフォノイコの真空管が逝ってしまったかと、取り敢えず真空管を外してスペアに持っていたTESLAのECC803Sと元々付いていたEiのECC81交換してみるとノイズは消えてホッとしてしました。

思えばこの2週間ほど、音の方にほんのちょっとした違和感があってスピーカーやチャンネルデバイダーそしてカートリッジのセッティングなどもちょこちょこ触っていましたがどうにも変わらず悶々としていたところだったのでもしかしたら原因はこれ?とそのあたりもスッキリして気分がリセット。

こちらが今回のノイズの原因?の真空管達。見た目は問題無さそうで念の為Dummy Tube Testerで測ってみるも極端な数値は出ず、もしかしたら接触不良?を疑ってECC803Sの方を元に戻すと特に問題なし。ということはECC81の方か接触不良かと思いますが、取り敢えずで取り付けたEiの方が意外に新鮮な感じがしてこれはこれで行こうと後戻りはしないことにしました。

こちらが今回使ったEiのECC81 ニッケルプレートの物です。
さて、こうなるとスペアも必要だし、もうちょっと別なもの無いのかなと探して今回入手したのがこちら。

同じEiのECC81 こちらはブラックプレートのタイプ。こちらの方が先のニッケルプレートよりより古い時代の物のようです。スペア用として1台分の3個入手。
NOS球ということですが念の為Dummy Tube Testerで測って一番揃っているものをまず手始めにフォノの球だけ交換してみて試聴。
暫く慣らしてから聴いた感じは悪くありません、以前聴こえていた空気感や高域の艶もあり、Tungsramも悪くありませんが気分を変える感じでこちらを使ってみようと思います。