気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

Nagra復活。

修理に送り出して約1ヶ月、思ったより早く故障の原因が分かり修理完了して無事NagraPL-Pが戻ってきました。
故障の原因は電源部のメインスイッチだったそうで、スイッチの接触不良でバッテリー駆動のPL-Pがノイズを発生するのかは不明ですが何はともあれ大きな故障でなかったのでホッとしました。
今回、修理に送り出すにあたってオリジナルの状態が良いと思って元々ついていたEiとSovtekの真空管に交換して送り出しましたが、その際確認の為真空管Dummy Tube Testerでチェックしたところ、ほぼ全ての菅の双極がほぼピッタリマッチしていて流石Nagraと思いました。
帰ってきたPL-Pをそそくさと接続してしばらく暖機した後出てきた音は聴き慣れたPL-Pの音。修理の間使っていたNaimもなかなか良い音でありましたがやはりPL-Pの音は自然でしっくりきます。

帰ってきた当初はWellfloatのボードで聴いていましたが、やはりアクリルの方が良いかなと思いアクリルベースに。ただ、今回は専門の会社で同じサイズに切り出してもらった適度な硬度の3mm厚のフェルトを敷いた上にアクリルブロックを置くようにしました。これでアクリルベースがたつきも無くなって落ち着いた感じになりました。
その後真空管をライン部のECC83をTeslaに交換してフォノイコはやはりTesla ECC803SとTungsram ECC81に交換して完璧に元に戻った感じ、平和が戻ってきましたです。