夏対策と前後してスピーカーケーブルも一新してみました。
特にきっかけは無いのですがなんとなく別のケーブルも試したくなり、
今回変えたのがこちら。
LANケーブル、カテゴリー6の物です。以前一部でスピーカーケーブルに良いと言われていましたが、今回ちょっと興味が出て作ってみることにしました。
最大の理由はなにせ安いということです。今回使ったバルク品ですとmあたり45円、
超安価です。これならダメでも諦めがつきます。それと今回選んだのは単線のタイプで
今までの縒り線とは大分構造が違うのでそのあたりの差はどうだろうと製作しました。
端末はこちらを使用。
日本のオーディオメーカー、ファンダメンタルのスピーカーケーブルでも使われているドイツHirschmann Test & Measurement 製のバナナプラグです。今回は圧着タイプを使用。
こちらもかなり安価な物ですがとても凝った作りで質も良いです。
2本づつ4対の芯線をプラスマイナスに分けて撚っていきますが、芯線が硬い為線をほぐして撚っていくのも結構手間がかかります。まずはテストピースを製作してみます。
端末処理はこんな感じでまとめました。シンプルで良い感じだと自画自賛。
さて、完成したケーブル、あまりに細いのでこれであのウーファー駆動できるのだろうかととりあえず低域のみ使用してみました。ダメだったらどうしようかと不安な気持ちで音を出すと全然OK、低域は細くなるとか駆動力ないなど全くありません、ちょっとびっくり。
そうなれば残りのケーブルも製作開始です。うちは3ウェイマルチなので片側3本ずつ合計6本同じ作業をしなくてはならないのでさすがに指が痛くなりました。
その後芯線を剥いてまた捩り、プラグに圧着してハンダで固定とこちらも全部で24本の作業頑張りました。
こんな感じでまとまりました。全域を変えて音出しすると上は少しナローな感じ、まあエージングが必要かと2〜3日我慢して聴いているとだんだん良くなってきて以前のケーブルよりとても素直な感じで、どんなレコードを聴いても違和感なく安心して聞ける感じです。それから何日か使い続けいいと判断し前ケーブルから交換決定です。それにしてもこんな安価なLANケーブル、侮りがたしです。
その後3本のケーブルがバラバラなのも綺麗でないので三つ編みにしたところこれがまた一層空気感なども出た感じで良くなってこれで決まりかという感じです。
さて、大量に余ったLANケーブル、余らせても勿体無いし、いいケーブルなので友人のスピーカーケーブを製作することにしました。
2回目の製作なので手慣れてきて綺麗にできたと思います。
それでもまだ大量にあるのでどうしたものか・・・・違う結線パターンでも作ってみるかとか考えています。