気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

UHER CR240 その2

取り敢えず聴けるようになったUHER CR240ですが、使用する上で最後に気になっているのがこのACアダプターの唸り音。

本体の電源を落としてもこのアダプターまでは通電しているので常時唸り音がしているのは精神衛生上良くありません。そこで本体左側に付いているコネクターの一つから外部電源を接続するべく部品を調達。
純正のアダプターの電圧を測ると18V出ていましたが、もしバッテリー電源ということですと12Vで動くので一度12Vで試すべく市販のACアダプターを入手して使ってみることに。

とスイッチング電源にDCノイズフィルターを噛ませ、本体まで接続するDINコネクターケーブルを作っていざ接続しようとすると・・・・・コネクターが入りません..........
いや、ちゃんとDINだし8Pinで合ってるし、でも入りません、これはもしかしてDINでは無い?といやいやそんなはずはと思っても入らないものは入りません、そこで色々調べてみると・・・・なんとDIN 8pinには2つのタイプがあることが判明。

こちらは共立エレショップさんからの画像ですが、確かに2タイプありUHERの場合この8bの方のようです。ただ、このDIN 8bのコネクター、今はもう一般にはあまり販売されてないようで、国内で探した限りこれだというのが見つからず、あちこち色々探し回ってやっと見つけたのがドイツ製のこちらのコネクター

上が今回見つけたbタイプの物で下が最初に使ったaタイプ。

画像では分かりにくいですがピンの配置が違うことが分かります。それにしてもこのコネクター作りがとても良い。

この手のコネクターって出来るだけ簡素に効率よく作っているのが普通ですが、こちらは反対側になってしまうので見えませんがケーブルクランプもカシメでなくねじ止めになっていたり結構部品点数も多くハウジングの作りも繊細ながらしっかりとしています。

で早速組み替えて完成。で取り付けてみると電源が入りません..........

そんなはずはと点検するもちゃんと12Vはきてるし???と思い試しにハウジングを外した状態で接続すると通電確認できて、これはハウジングのせいでコネクターとジャックの相性が悪く接続が奥まで入らなくて接続不良になってしまうようです。

で、まずはハウジング外側のネジ部を削り落としテスト。だがこれでもまだ接触するところまで行かず・・・・最後は力技でローレット部まで外して

この状態でやっと通電するようになりました。それにしてもこのハウジングの外側の部分どうやって作ったのか絶妙な羽目あいかつ絶対外れないように出来ていていい作りでした。

さて、12V電源で効いた印象はなんかちょっと力無いような.......
試しに18V電源で聴くとやはりこちらの方が良いような......

まだまだ電源問題は続きそうです......

 

 

球転がし2022。

ことの発端は、ある朝いつもの様にレコードを聴こうとPL-Pのスイッチを入れたところいきなりノイズが発生・・・・・そしてアンプに手をかざすと盛大なハム音まで・・・・
オイオイと思いながらフォノからラインにスイッチを切り替えるとノイズは消滅、これはフォノイコの真空管が逝ってしまったかと、取り敢えず真空管を外してスペアに持っていたTESLAのECC803Sと元々付いていたEiのECC81交換してみるとノイズは消えてホッとしてしました。

思えばこの2週間ほど、音の方にほんのちょっとした違和感があってスピーカーやチャンネルデバイダーそしてカートリッジのセッティングなどもちょこちょこ触っていましたがどうにも変わらず悶々としていたところだったのでもしかしたら原因はこれ?とそのあたりもスッキリして気分がリセット。

こちらが今回のノイズの原因?の真空管達。見た目は問題無さそうで念の為Dummy Tube Testerで測ってみるも極端な数値は出ず、もしかしたら接触不良?を疑ってECC803Sの方を元に戻すと特に問題なし。ということはECC81の方か接触不良かと思いますが、取り敢えずで取り付けたEiの方が意外に新鮮な感じがしてこれはこれで行こうと後戻りはしないことにしました。

こちらが今回使ったEiのECC81 ニッケルプレートの物です。
さて、こうなるとスペアも必要だし、もうちょっと別なもの無いのかなと探して今回入手したのがこちら。

同じEiのECC81 こちらはブラックプレートのタイプ。こちらの方が先のニッケルプレートよりより古い時代の物のようです。スペア用として1台分の3個入手。
NOS球ということですが念の為Dummy Tube Testerで測って一番揃っているものをまず手始めにフォノの球だけ交換してみて試聴。
暫く慣らしてから聴いた感じは悪くありません、以前聴こえていた空気感や高域の艶もあり、Tungsramも悪くありませんが気分を変える感じでこちらを使ってみようと思います。

 

UHER CR240

オーディオの機材として自分が以前からずっと欲しかった物、それはカセットデッキ

大人になって、ある程度好きにレコードやCDなどが買えるようになり、学生の頃にしていたレコードからテープへの録音や自分だけのベストを作ったりもしなくなり、更にiPodが普及してカセットテープを使うという機会が全くといっていいほど無くなって、いつの間にか忘れてしまったようになっていたカセットテープデッキという存在。

ですが、自分の中ではどうにもカセットテープに対して忘れられないものがありました。その一つは当時マイナーなバンドのライブテープ。高校生の頃にライブハウスなどで行われたライブに行った際に勝手に録音したり友達が録音した物をダビングして貰ったライブテープ、20代前半に身一つ渡英しロンドンの街外れで働いていた頃、音楽を聴く手段が借りたラジカセしか無い状況で好きなバンドのアルバムが聴きたくて買ったミュージックテープ。そしてその頃友達になった人から貰ったクラブミュージックのミックステープなど決して多い数では無いもののどれも思い出深い物です。それらはずっと長い間聴く事は出来ないながらさりとて捨てる事は出来ずに保管してありました。そんなテープを思い出したように聴きたくなる事がたまにあって、今まで何度かカセットデッキの購入を考えた事がありましたが、どうしてもスペースや優先順位からカセットデッキを導入する事は出来ずにいました。今回、レコードプレイヤーを出したことでスペースに少し余裕が出て来て、またレコードプレイヤーやCDプレイヤーを新たに入れることはしばらくなさそうなので、長年の懸案であったあれらのテープを聴いてみようとカセットデッキの導入を決意し色々探した挙句に導入したのがこちら。

UHER CR240 AV 
デザインのかっこよさや性能からNakamichiやAKAIのフルサイズのデッキも考えたのですが、どうもこのレイアウトには少し窮屈な感じでどうかと思い今回はコンパクトな機材でいこうと考えた結果がこのチョイスとなりました。ポータブルな機械ということで初めはSONYのデンスケと思ったのですが、一捻り欲しくもう少し範囲を広げて海外製のTanbergやB&oなども考えてみたりした中、ここの所ドイツ系の機材の方向に向いているのを加味して考えていた所UHERのことを思い出しこれだ!と思って探し始めました。

購入はヤフオク!で何度かの競負けの末の結果、通常のCR240より後に作られたと思われるCR240AVをやっと入手。

届いた現物は思ったよりコンパクトでずっしりとして凝縮感があって良い感じ。
オークションの説明では実動品との事でしたが実際テストしたところ再生他問題なく
ホッとしました。

設置には以前PL-P用に作ったWellFloatがピッタリな感じでこれでヨシ。

多分1980年前後に作られたであろう物としては結構綺麗な状態を保っています。

小型のメーターもしっかり動いています。ちょっとびっくりしたのがメーター右側のレベルボリューム、こちらPL-Pと同じように左右独立と連動の切り替え機構が付いていてこれはナグラと共通のギミックでなんか嬉しいです。

レバーを上下左右に動かす独特のスタート・ストップが面白いですがちょっと慣れが必要。メカニカルに回転する動きやテープを押し込んだり、レバーをガチャガチャっと操作する感覚も久しぶりなので妙に緊張してしまいます。
さて、取り敢えずの動きを確認したUHERですが、このままではちょっと気になる点が何点かあります。

 

まず1点目はこのACアダプター。純正品で本体に内蔵出来る仕様ですがちょっと唸り音がありもう古い物なのでちょっと不安。

こちらは出力や入力、ヘッドフォンなどのコネクターが並ぶ左側面。こちらを見ると左端にDC入力用コネクターがあるのでこちらから外部ACアダプター仕様にしようと思います。そして右端のRADIO端子を出入力端子として使います。

こちらは購入時に付いてきたDIN/RCAアダプター。これだと自分にとっては使い勝手が良く無いのでこちらはジャンクションBOXを新たに自作することに。

今回はHAMMOND製のエフェクターBOXを使ってRCAネクターは当初シンプルなSWICH CRAFT製を考えましたが、最終的にプラグとの相性を考えてモガミ製を使用。DINコネクターはREAN製をチョイスしケーブルはいつものCardas 2X24です。

完成品はこんな感じ。赤いマーキング側が録音入力側となっています。

レイアウトはこんな感じ。取りあえず電源はそのままで音出し確認OKで次は電源です。

デジタルのテコ入れ。

やはり聴くとなるとアナログが中心になってしまう拙宅のシステム、せっかくNagra DACを導入したのだからとせっせとCDのリッピングに勤しんで良い所まできたところでPCとDAC間を担っているUSBDDコンバーターFX-AUDIO FX-D03Jが突然故障。

まあ、こちらはDDコンバーターとしてお試し程度に購入した物だったのが意外に良かったものでそのままずるずると使っていた物で、いずれは何かもう少し良いものがあったら交換しないとなと考えていたところでこれを機会に少しこの辺りを見直そうとDDコンバーターを物色。

自分のオーディオレイアウトからするとPC周りにあまり大きく目立つ物を置きたくないということも考慮して選んだのがこちら。

ある種定番的かもしれないオーロラサウンド製 HIFACE-TWO-Pro
小型で目立たない存在の中で十分な仕事をしてくれるかと思いこちらを導入。
さて、FX-D03Jから変わった印象は”まあ少し良くなったかな”ぐらいの印象で特に問題なしな感じです。

さて、このHIFACE-TWO-Pro、ともになる物でBusPower-Proというグレードアップさせる機材もあり、こちらも導入しようかなと思ったのですが、そうなるとまた電源アダプターや外部電源に凝ってしまいゴチャゴチャになりそうで何か他にいいもの無いのかなと物色しているとこんなものを見つけました。

Intona USBアイソレーター。PCとUSB DDの間に入れてノイズを遮断してDDコンバーターへの電源も供給してくれるという物。
元々はオーディオ用の機器でないようですが、そこもまた良さそうで見ためも業務用といった感じでそこも気に入りたまたま中古品が出ていたものを購入。

接続するケーブルの手持ちがなかったのでとりあえずということでAmazonから適当なものをチョイス、試聴した感じは・・・・・なんか良くありません。
そこで考えたはケーブル、今回、ケーブルを統一しようと同一のケーブルを使用しましたが、もしやと思いPCからのケーブルを元使っていた物に戻すとこちらの方がまだ良い感じでアイソレーター有無の感じが分かります。

アイソレーターを入れた方がやはり背景が静かになる様でこれは効果があるように思いました。
そうなるとケーブルがこのままではどうかと思いまずは一本と購入したのがAIM電子のベーシックタイプのUSBケーブルUAC

こちらをIntona----HIFACE間に繋いでみるとやはりさらにS/N感がアップしいい感じです。そうなるともう一本の方も変えたくなるのが人情で、こちらには更に奢って同じAIMのUA3を。

そしてこちらをPC----Intna間に繋いでみると何とこれがギラギラした音でこれは何ともトゥーマッチな感じでいけません、やり過ぎてしまったと思い、元のFXAudioのケーブルに戻してやはりこちらの方がしっくりきます。
ああ、せっかくの高級ケーブルが無駄になってしまったかと後悔しきり・・・・
その後そのセットでしばらく聴いていましたが、もしやと思いケーブルの組み合わせを
USC----Intana----UA3----HIFACEと組み合わせを逆にしたところこちらは違和感なく、何とも不思議ですがこれなら行けそうな感じです。

自分は普段高級なケーブルは敬遠していて、ケーブルに関しては割合安価な素材を使用しほぼ自作で補っていますが、今回は良さそうな素材が見つからず、メーカー製のものを使用しましたが、結果落ち着いた感じでホッとしました。

最後にテーブル下にラックのような物を取り付けその中にHIFACEとIntonaを収納して
PC周りをスッキリさせこれにてセッティング終了。これでデジタル系もしばらくは落ちついてくれると思います。

 

 

さよならTechnics SL-110 / SOUTHR SLA-3

先日ひょんなことから譲って頂き修理やメンテを行い動くようになったTechnics SL-110 / SOUTHR  SLA-3 プレイヤー。

その動きを楽しみながら音を聴き始めSTSTと併用して使っているうちに何というか妙に納得というか満足した感じになってしまいました。

もちろんSTSTとSOUTHRの間にはカートリッジを含めて音の違いがあるので、そこをこうしてああしてとすれば自分好みに仕上げることは大体想像つきます。

また、その手間を楽しむのも趣味というのは全く分かっているのですが、今回はそこが特に見えた感じがあって、また頂いた機材というのもあり、その先に行くより元のオーナーに戻った方が良いのではという思いが湧きました。

早速元オーナーさんにお戻ししたいと連絡を取ると、早々にオーナーさん自らプレイヤーのお迎えに来てくれて無事引き渡しをしてTechnics SL-110 / SOUTHR  SLA-3 は元のオーナーの元に戻って行きました。

引き取りに来て頂いた際に拙宅の音も聴いてもらったりして、とても楽しい時間を持てて何というか縁を感じた良い時間を過ごさせて頂きました。

そしてプレイヤーが去ったキャビネット、スペースに余裕ができたのでプレイヤーとプリアンプ、DACの並びに少し余裕を持ってレイアウトし直すと・・・・・・
あれ、なんか音の出方に違いがあります、思い返すとこれは前のレイアウトでの音の感じ、窮屈な感じのないのびのびした音が戻ってきた感じでこれは改めてこのレイアウトと接続する機器を減らす意味を感じました。

この最小限の接続機器と余裕のあるレイアウトは自分の音の中でも結構重要なとこかもと改めて納得してこれを出来るだけ崩さない様にしないなと思いつつちょっと寂しい気もして(苦笑)いや、少しは落ち着くようにしばらくは自重したいと思います。

 

SOUTHER LINEAR ARM SLA-3

ひょんなことで譲って頂いたTechnics SL-110 / SOUTHR  ENGNEERING のプレイヤー ターンテーブルのSL-110の方は何度かメンテをされていたそうで動作に問題は無く、故障としてはSOUTHRのアームケーブルの断線のみということで早速検証してみると確かに出力ケーブルの一本が断線している模様。

断線したケーブルを取り外してみるとそれは本当に細くてしなやかなケーブルでどういう作りなのかカートリッジの針先を見る用の顕微鏡で見ても構造が分からないぐらい。

そこでまずは手持ちの線で最も細いであろう絹巻きリッツ線をバラしてその単線を使ってケーブルを作ってみました。因みに一本の線径は0.07mm 

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元になったオリジナルのケーブルとの比較。とりあえず同じような見た目で作りました。

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元の線の細さが解ると思います。結果を言うとこのケーブルはほぼ同じようにアームは動いてくれましたが最後のリードアウトの部分のみケーブルのテンションで上手く動いてくれませんでした。
その後もっと細い0.04mmのリッツ線を入手してケーブルを製作しようとしましたがこちらは細すぎて単線でのハンダ付が難しくこれは断念。

と、ここで一旦シンキングタイム。
このアーム、何故にこんなに細い配線を使っているかというとアームのハウジング内の狭いスペースで抵抗無くアームを動かすためにこのような細い線を使わざるをえなく、これがこのアームの特殊性を際立たせているように思います。同等の線材が見つからない限り同じように動いてくれるケーブルを作るのは今回難しいと判断して、少し目線を変え配線をカバーの外に出してしまえば配線に余裕を持ってストレスなく動くのではないかと思い、リッツ線以外の別の線ということで使ってみたのがモガミの2706というトーンアーム用配線。こちらはAWG36の極細の線材でオリジナルよりちょっと見た目が太くなりますがリッツ線単線より柔軟性があり配線の取り回しを変えれば何とか使えそうです。合わせててオリジナルとは長さを変えて余裕を持って取り回し出来るように作ってみました。それがこちら。

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オリジナルのデザインとは少し違いますが、これもケーブルのタイプが違う故のデザインです。

さて、ケーブルの方が出来上がりましたので次は本体の方を検分してみました。
実は今回トーンアームは本体についているのと別に予備としてもう一個トーンアームを頂いたのでそれも合わせてじっくりと検分すると意外に作りがかなり違います

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表側からだと違いが分かりにくいのであえて裏側からのショット。上が予備に頂いたものでシリアルからするとこちらの方が若い方になります。
まず、ボディの違い。上の方は何故か両方にアームベースを入れる穴が開いています。理由は不明です(笑)そしてトーンアームの形状と作りがかなり違います。あと大きな違いはセンタースピンドルに乗っかる部分のデザインがかなり異なります。

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こちらがシリアル番号の若い方

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こちらがその後の物でこちらの方がかなりガッチリかつ位置決めのロックもしっかりしています。そんなこと踏まえてこちらのボディの方を使うことにしました。
そして更に検分していくと気になったのがこちら。

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上の若い方のアームはレールの最後まで動いていますが、下の後のタイプは水準器の取り付け位置が何故か偏っていてアームが最後まで動きません、この位置まででもアームはリードアウトの位置まで動くので使用に関しては問題は無いのですが、せっかくなので若い方のリニアレールを使用することにしてアームは後のものを組み合わせるよう交換。

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リニアレールの交換に際して硬化していたレールと本体の間に入るスポンジを製作。

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その後レールとアームの微調整(これがなかなか微妙)や全体のクリーニング、白化した樹脂のコーティングなども行ってトーンアーム整備完了です。この後ケーブルを取り付けてターンテーブルに戻す準備完了。

ダストカバーはターンテーブルに載せてからレールの水平を出す為にまだ取り付けていません。

 

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ターンテーブルに取り付け、アーム本体の水平を出してからリニアレールの水平を出してアームのアジマス調整した後カバーを取り付け一応セッティング完了。

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今回アームケーブルを上から取り回すにあたってダストカバーの一部を切り取ってストレスない動きになるよう出来ました。

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個人的に機材を積み重ねるのは好きではないのですが、スペースが無いのでNagra DACの上にNAC 32-5をセッティング、とりあえず無事音が出てホッとしました。
これからレイアウト含めてまだまだ見直すところも多いですがぼちぼち楽しんでいきたいと思います。

 

 

それはいきなりやってきた・・・

IMMEDIAを出してNagra DACを導入してシンプル化を図った拙宅のシステムにいきなりの大変化がやって来てしまいました。

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それはTechnics SL-110にSOUTHR  ENGNEERING製のリニアトラッキングアームが付いたレコードプレイヤー。
こちらはある日とあるSNS上でこのプレイヤーを譲りたしとの書き込みを見かけて譲っていただいた物。譲っていただいた方は故障品ということで出されたのですが、それなら何とか修理してみたいと思い譲って頂きました。

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いかにも70年代といったデザインのターンテーブルにメカニカルなサウザーのトーンアームがよく似合っていて格好いいです。

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STSTの超シンプルなデザインに比べてこちらはレバーやスイッチが沢山あってフルマニュアルファンクションといった趣き。左側にある突き出した物はオプションパーツの取り外しできるストロボライト。こういうギミックも面白いです。

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サウザーのリニアトラッキングアームは2本のガラス製レール上をコロでアームが移動するという原始的?シンプルな構造のアームです。長年使ったエミネントもそうですがセッティングは結構シビアみたいでやる気にさせてくれるアームです。

現状アームの配線に問題がある様で音出しはまだですがこれからじっくりレストア含めて楽しんでいきたいと思います。

 

Nagra DACと脱オーディオ的サウンド

さて、Nagra DACがシステムに入ったひとまずの感想はデジタルっぽくなくなんというかピーキーな感じや自己主張なく、それでいてしっかりした解像度もありPL-Pと同じ雰囲気の自然な感じで、アナログと聴き比べても違和感なくこれなら長く使えそうな安心感があります。

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見た目のレイアウトの方はちょっとスッキリし過ぎの感もありますがこちらはまた次のステップまでお預けの状態。
現在の全体の音の方はというと、アナログの方はもうしっかり安定してスピーカーセッティングもApogee Super Tweeter もメインの方に上手く馴染んで今まで聴いてきたレコードに新鮮な感じを貰えつつ全く違和感なく自然で何というか脱オーディオ的といった感じの落ち着いた音にまとまっています。

デジタルに関してはNagra DAC 導入後に新しくしたimacでいちからライブラリーを作るべくリッピング様ドライブを新調。

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f:id:cuerex:20220314095713j:plain選んだのはPioneerのBDR-XD08MB-Sというモデル。これより上にBDR-X12JBKというのがオーディオ的には良いようですが、今回はできるだけコンパクトにということでこちらをチョイス。バズパワーで動くだろうかと念の為5VのアナログACアダプターも準備してみましたが、新しいMAC用のUSBドッキングステーションの電源が強力な為かバズパワーでも問題無く動いてくれました。早速リッピングを始めてみるとこれがとても読み込みが速く快適で今までのが何だってというぐらいの違いでビックリ。そして再生ソフトAudirvanaの方も新しいAudirvana本バージョン(笑)になったのでこちらは取り敢えず試用中。いずれにしても今度はしっかりデジタルならではのライブラリーをぼちぼちと構築していこうと思います。

 

 

新たなデジタル環境構築の一歩。

さて、IMMEDIAのあった場所に次は何を設置するかと考えに考えた末、その場に迎えたのがこちら。

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 Nagra DAC 

プリアンプが同じナグラのPL-Pですので相性は良いというかちょっと安易?面白みがない様にも思われますが、これを迎い入れるまでにはそれなりの考察と偶然がありました。
まず、せっかくのIMMEDIAを出してまでの事ですから、間に合わせの機材で無く何らかの核になる機材を選びたいと今まで使ってきた機器なども思い出しつつ一旦白紙から考え直して見ました。

まず、シンプルにCDプレイヤーに戻る。
これは一番簡単な方法ですが、現在販売されているプレイヤーで良いかなと思う物はどれも大変高価でまず無理、というか自分の好みのデザインや音の物はどうも1980年代後半から2000年にかけて出た機材の様で、ならば中古でと考えてみてもやはりドライブ部の故障で部品が無いなど絶対これで無いとと思えるほどの機材も見当たらず・・・・・

デザインの好みでStuderのA730やEMT981なども友人のお宅で聞いたりしたりして良いかなと思ったりしましたが、ちょっと今の機材のラインナップからすると王道的で遊び心がない様な気がしてとりあえず保留。

さりとて他の好みのデザインのCDプレイヤーはほぼ使って来たのでそれ以外となるとイマイチ思い浮かばず・・・・・

気になる物があったとしてもそもそも中古しかない製品達ですから出会いが重要で、物が無いことには始まりません、なのでDCPという線は置いておいてDAコンバーターまで範囲を広げて考えると自分好みの候補としては・・・・・

dcs 950及び952、これは以前使った事もあり音的には違和感なくデザインも好み。

ただ、やはり出物が少なく、あっても状態が良く無い感じでこれだと言うものがなかなか見当たりません、そして一度は使った事ある機材なので新鮮味は無いかと。後のモデルElgarやElgar plusも考えましたが、こちらはデザインが好みでは無い。

次に思ったのがWadia、ワディアは昔7とProの組み合わせを使っていたことがありました。そこからMicromegaに移行したので印象が薄いのですが、今一度使ったら面白いか、使うなら当時のフラッグシップモデルWadia 2000かなと考えてネットを徘徊すると、ありました、デジリンク40付きのコンプリート状態で、外観は一部やれはあるものの機能的には大丈夫そうな物を見つけました。

数日じっくり考えて、でも外観のこともあり現物を見て見たいなとほぼ購入する気で休みの日にその物が売っている某オーディオショップらしき所に行ってみると、今時の話ですが予約制で見ることさえも出来ないとのこと。対応に出て来た店の人もまあ何しに来たのと言った感じのあっさりした対応。のちにお店のホームページをよく確認すると確かに試聴は予約制とあります。でもなんというかこれで気が削がれてしまってWadiaに対する気は萎えてしまいました。

それからもEMM LabsやWaiss なども候補に考えていたところ、ふと以前PL-Pを買ったお店のサイトを覗くとこのNagra DACが。

これにピンと来てお店に問い合わせたところ、PL-Pを購入していたことを覚えてくれていていて、こちらの質問にも真摯にお答えいただきその流れで購入ということに。こちらのお店はうちからは見に行くには遠くにあるお店ですが、親切な対応で安心して購入できました。

もちろん選ぶにあたって音のインプレッションなど海外のサイトなども含め読んだりして決めましたが、何と言っても今回は縁というかその流れでこのDACに決めた感があります。そんな感じでやって来たNagra DAC どんな感じで当家のシステムに馴染むのでしょうか楽しみです。

 

 

 

 

IMMEDIA RPM-2 /Eminent ET-2

長年メインレコードプレイヤーとして愛用してきたIMMEDIA RPM-2。

新しいプレイヤーSTSTを迎えたことで出番が少なくなってしまい、このまま使わずにただ置いてあるのも良くないと思い次のステップに向かうべくその場を退いてもらう事にしました。

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思えばリニアトラッキングトーンアームを使うことやステレオサウンドでみたIMMEDIAの記事などで両方に憧れを持っていた当時、そんな理想のプレイヤー無いよねと思っていたらひょんな事からこの個体を見つけ、即決断して購入後長年愛用してきました。
それでもやはり気分というのは変わるもので、新しいプレイヤーやプリなど入れ替わる中ターンテーブルの2台体制という今までのレイアウトでは新しい事が出来ないこともあり本当に残念ですがこのようになりました。

ということで今一度思い出に画像を残そうといろいろな角度から写真を撮りました。

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横一列に並んだ感じも大好きなレイアウトで自画自賛ですがやっぱりカッコ良いです。

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エアフロートでテフロンコーティングされたパイプを浮かせて動くこのトーンアーム独特のストレスのない動きは本当に気持ち良くて操作して飽きが来ません。
ターンテーブルのIMMEDIAはこのスッキリした外観からは信じられないぐらい重く、アルミと樹脂でできた筐体はしっかりした作りでまさに盤石の回転といったプレイヤーです。

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VAT、バーチカルアングルがレコードを聴きながら気軽に調整できるのは色々な厚みのレコードがある現在とても便利な機能でなおかつ見た目もカッコよく大好きなアングル。ちなみにこのVAT調節機構、単純にトーンアームが上下するのでなく、常に針先がセンターからブレないように円弧を描くように上下するというとても凝った機構になっています。

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交換式のトーンアームも簡単にカートリッジが変えられて便利でした。ウェイト側もそれは同じでトーンアームとセットで交換すれば調整無しに変えれれるよう工夫されています。ウェイトの方も重心位置を変えられるようになっていたりリーフスプリングで振動をいなしたりとかなり凝った作りです。

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本当に調整箇所が多くて使い始めた頃は何も分からず苦労しましたが今は使いこなせたと思っています。機械好きにはやりがいのあるとても楽しいトーンアームです。

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さよならIMMEDIA...

そしてこの場所を空けて入れる新たな機材の妄想の始まりです。。。