気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

EMT 948 。

今年は秋を感じる事なく冬の感じになり、そろそろ良いかと石油ストーブを部屋に置きました。

リスニング軸上にある物体というのは少し気になりますがそこは静かで電気に影響無い暖房として拙宅では石油ストーブを使っています。
その状態でサブスピーカーをまたまた設置。でもやはり何度やってみてもメインとサブの使い分けが定まらず、何日か聴くと撤去、そしてまた戻すという事を繰り返しやはりシンプルが一番かなと納得いきはじめたところでまた機材の変化が・・・

それはこのレコードプレイヤー、EMT 948 今まで自分で使ってきたプレイヤーの毛色と全く違う感じのこれを新しく向かい入れたのは、何というか偶然を引き当てたような出来事がありました。
というのはある日友人から”レコードプレイヤーを入れ替えたいのだが何か良いの無いかな?”という相談が発端でした。そこで自分なりにその友人の音楽嗜好に合いそうなプレイヤーを探して、とあるプレイヤーの中古品を販売しているのを見つけて紹介し、友人もそれを気に入り確認の為販売店に行くとそこのお店にこのプレイヤーも置いてあったのです。

本来の目的であるプレイヤーの確認を終えて、これも良いですねと言うと動かしてみますかとスイッチを入れてターンテーブルを回してくれました。その動きが今まで使ってきたオーディオ用のターンテーブルの動きと違う反応でプラッターの回転が立ち上がる様を見て、おお!何といのでしょう、凄く静かでリニアな立ち上がりにちょっと感動して、その後聴いてみますかとTSD15を取り付け聴かせてもらうと何というか説得力のある音にこれはと気に入ってしまい、その場はとりあえずという感じで帰宅した後どうしても気になり熟考を重ね、翌日導入決定してしまいました。
この個体にはカートリッジが付属していなかったのでカートリッジも併せて購入。

選んだというかEMTのトーンアームですから使えるのは基本専用カートリッジのTSDからになり、今回は一番一般的なTSD SFL をチョイス。これだとSTSTに使っているHSD 006と基本変わらないようにも思いますが、このカートリッジを気に入っているのとEMT 948の方をユニバーサルに使う事を考えるとこれが一番かと思いこちらを使うことに決めました。

 

まずは接続でこのプレイヤー流石にプロ機だけありしっかりトランスを使ったバランスアウト仕様になっており、それに合わせた変換ケーブルを拙宅の基幹ケーブルCaldas 4X24にて製作。

一瞬で点灯するSYNCランプ、色と照度がとても良い感じの光り方で綺麗。

肝心の音のインプレッションはカートリッジ含め馴染んでいないのでまた次回に。