気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

振り出しに戻る。

12月の中頃にツイーターの修理が完了して、オリジナルのツイーターで聴けるようになったBoxer T2  ツイーター不調の間、TS-280のみで大きな不満なく音楽を聴けていたのでオリジナルは慣らし程度の音出し後TS-280を使って過ごしていて、そのままのセッティングで良いとも思いましたが、せっかく直ったツイーターを使うのが本筋と思い、正月休みが始まった年末にツイーターのセッティングに取り掛かりました。

まずはTS-280単体とオリジナルツイーターの比較。色々な曲を聴きながら繋ぎ変えてみますとやはりオリジナルの方が少しナローというか素っ気ない感じ、比べてTS-208は上はもちろん伸びますが、比べると下の方は少し軽いかなという感じです。ただ全体の感じはこちらの方が好み。そしてこれが本来の使い方とも言えるオリジナルプラスアドオンスーパーツイーターの4way、こちらは以前からのセッティングで一番良いはずなのですがこれには何かどうも違和感が・・・・・・・

こんな筈ないよなとイコライザーで調整を試みますが、なんか上手くいきません。
CDでピンクノイズを流しFETアナライザーで特性を見るも悪くないし、でもレコード掛けるとどうもいい感じに鳴りません。どうしようかと悩んだ挙句ふと気が付いたのがカートリッジ、現在のzyxは使い出したのがツイーター故障後のTS-280のみで鳴らしていた時から使い始めて本体ツイーターでは鳴らしたことがありませんでした。もしかして違和感の原因はこれ?と保管してあったHeliconをアルミアームに取り付け試してみる事にしました。

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ウエイト位置等セッティングははそのままにしてとりあえず針圧のみ合わせ聴いてみると・・・・
いや、全然違和感なくこちらの方がいいです。音に勢いがあるし、何よりノリが良い。空気感なども自然で自分的に音楽がすっと入ってきます。
今までzyxを使って色々とセッティングを詰めていい感じになってきたと思っていましたがこちらの方が断然好みの音でちょっとビックリです。

zyxもいいカートリッジだと思いますが、ポン置きでこの違いですとどうしてもHeliconに軍配が上がってしまうので改めてきっちりとセッティングし直しカートリッジはHelicon、ツイーターは本体プラス16KHzから上はTS-280アドオンというところに落ち着きました。

そして、年末に復活させたCDP MICROMEGA CD f-1に伴ってPCオーディオ 関係を撤去。いらない配線や電源コードも整理してシンプルな接続で気分もスッキリです。となるとふと、これってなんか一年前とほぼ同じ環境?違うのはSonataのイコライザーとプレイヤーのアームがマグネシウムからアルミにしたぐらいでほぼ変わっておりません、一年かけてあれやこれやとやったことがほぼ全て無駄?いや、無駄ではありません、自分の好みの音を再確認できた一年ということで全ての経験は無駄では無かったと思います。

そんな2019年のオーディオ生活でしたが、2020年には何か変化があるのでしょうか? できれば平穏な音楽生活ができれば良いと思うのですが、こればかりは神のみぞ知る・・・・です。

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