気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

スーパーツイーター再び。

先日注文した新しいカートリッジEMT HSD006はまだ到着しない中、ウチののシステムは全く安定していて触ることもないとどうもいけません、ちょっと気になる物をひょんなところで発見、その見た目にピンときて売り物だという事で早速連絡して譲っていたたいたのがこちら。

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あのフルレンジリボンツイーター で一世を風靡したアポジー製リボンツイーター を使ったスーパーツイーター。スーパーツイーターはもう散々やって来てもういいかと思っていたのに妙に引っかかりまた手に入れてしまいました。

因みにこちら、自分の愛聴盤であるCDG Fragmentaionのプロデュースなどでも有名なOno Seigenさんのスタジオ、サイデラ・パラディソスタジオでマスタリングスピーカーに使われていた物。

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ピアノフィニッシュの5角形エンクロージャーがBoxerのデザインとマッチしていてとてもいい感じ。

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実はこのスーパーツイーター、アポジー製でなく別のメーカーのスピーカーのエンクロージャーを流用してそれにアポジーのリボンツイーター を仕込んだサイデラ・パラディソスタジオで作られた物。

これを発見した時、自分も初めはそんな製品があるんだと思いどんなものかと検索するもネット上には全く情報がなく、ちょっと?と思い先方に聞いてみるとやはり全くのカスタムメイドの品物でした。自作品に近いものだとちょっとと思う部分もありましたが、音のプロの作品だし、個人的には見た目も良いし、昔アポジーを使っていた事もあってなんとなく良い感じがしたので頂いてきた次第。

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APOGEE ACOUSTICS.INCのロゴがあの頃のアポジーを感じさせてくれます。

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実際に使われていたのはこんな感じでした。@Saidera Mastering

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家に持ち帰り早速セットしたところ仕上げの質感も相まって何というか純正オプションぽくしっくり収まっていい感じ。

外付けのクロスオーバーも一緒に譲ってもらったので結線して音出ししたところ意外に主張が無い感じ、それでも雰囲気は少し変わるのでクロスオーバーなども含めて自分好みに仕上げる楽しみの余地ありそうでこれからじっくり遊びたいと思います。