気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

STST MOTUS Ⅱ DQ というプレイヤー。

今回迎え入れるSTST MOTUS Ⅱ DQ というプレイヤー、メーカーで年間60台程の製造と受注生産に近い物の様でカタログにも記載されていたようにトップボードの材質や仕上げ、外装の突き板の種類や仕上げなどこちらで選んでオーダーするスタイル。

カタログには外装の突き板のチョイスはブラックアッシュ / メープル / マホガニー / ウォールナット、トップボードはブラックアクリル / ブラックアノダイズド・アルミニウム から選び、オプションでカーボン貼り天板 やキャビネットグロス塗装仕上げ も可能となっています。

今回オーダーするのにあたって自分の中では外装はこのチョイスの中からならマホガニーウォールナット、トップボードはアルミのブラックと思っていたのですが、駄目元で突き板の材質はこの他には無いのですかと聞いてもらうと何と、”何でも言ってください、出来るだけ対応します”  との事。これにはちょっとビックリでそれならといろいろ考えてオークは如何でしょうか?と聞いて貰うと大丈夫ですのとこと。オークといっても色々な木目があるので、こちらからこんな感じが好みですと参考画像を送ると、すぐにそれに合わせていくつかサンプル画像が送られてきました。その中から一番近い感じを選んでこれで突き板の選定は完了。

トップボードもカタログにあった以外にもアルミならチタンコートカラーやグレー、シルバーも選べますよとの事でしたが今回はやはりブラックで決定。
それと今回面白かったのは、このプレイヤー、センタースピンドルがPOM材で出来ていて色が黒。普通センタースピンドルは金属製でシルバーなどが一般的だと思いますがこちらはプラッターも含めて真っ黒で最初見た時にちょっと違和感があり、実際掛け替えの時などセンタースピンドルが見つけにくくてちょっとどうかとな思いました。お店の方も同じ感想を持っていた様で、その辺り代理店通して質問したところ、スピンドルの材質はステンレスでもアルミでもOK、同じPOMの赤や白でも出来ますよとの返事。何とそこまでフレキシブルなのかとまたびっくり。ただ、メーカーとしてはやはりPOMだそうで、それを踏まえてよくよく考え、今一度お店に行き掛け替えなど試して改めてPOMの黒で行くことにしました。

と、まさにビスポークなプレイヤー、納期は未だ未定ですがのんびり待つことにいたします。