愛用のトーンアーム、エミネントテクノロジーET2のアップデートを行いました。
今回交換したのはマグネシウム製トーンアーム、アルミの削り出しになったメインベースブロックとアームキャリア。
アームキャリアとメインベースブロックは樹脂製だったので格段に強度アップ。
上がマグネシウム製で下が標準のアルミ製。マグネシウム製のアームはローコンプライアンスカートリッッジ用に作ったモノで今回使うカートリッッジ合わせて購入。
エミネントはマグネシウム、カーボン、アルミと異なる材質のアームをカートリッジのコンプライアンスに合わせて作っています。
各アームに適応コンプランスの数値を表記していたりするのは偉いなと思います。
まずはベースを取り付け水平調整。前の樹脂製よりたわみが無く調整に敏感です。
アームを取り付けセッティング、このアームは水平はもちろん位置関係のセッティングが微妙で、一つずつ確認しながらセッティングしていきます。
針圧も掛けてセッティング完了して試聴。とりあえず大きな違和感も無くまずまず。
この角度だとそう思わないのですが上から見るとなまずのようなカートリッジ付近が面白いです。
今回にあわせて新しく採用したカートリッジのプラタナス2,0はほんの少し甘めの低音とぐっとくる中域、分解能の高い高域がとてもいいカートリッジだと思います。でもなんといっても理屈抜きに楽しいノリのいい音というのがこのカートリッジの特色でしょうか、とても気に入りました。