気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

スピーカーセッティングなど。

さて、新しくやってきたAudience1+1 V3 聴くにあたって思っていたQuickSilverのアンプを確保。次はスタンドとネット上を目を皿の様にして探した結果見つかったのがこちらSound Magic のRD30というスタンド。スピーカー本体がとても小型なのでユニットの高さをリスニングポイントに合わせるにはスタンドの高さが700mm以上が理想なので、一般的な600mm程度の高さでは低すぎ、かといって小型スピーカー用などの一本足スタンドでは強度が不安で、尚且つ天板のサイズがいい感じでなくなかなか良いものに行き当たりませんでしたがやっとのことでこのスタンドに行き当たりました。

正面から見るとあつらえた様に天板の幅がぴったり合っていて高さの感じもいかにも小型スピーカーが宙に浮いている様で良い感じ。

横から見るとさらに浮遊感があって良い感じ。ただ一点だけこのスタンド、意外に底板の強度が無く、この高さも相まって少しフラフラしてしまうのです。
これは支柱にこのSaund Magic製のサウンドキャビアという重量のある充填材を入れたせいでもありそうですが今後改良の余地ありです。
アンプの方も来た当初くすんでいたメッキ部を含めクリーニングして綺麗に。

古いアンプ故の直出しの電源コードやネジのスピーカーターミナルなど気になるところはありますが取り敢えずは素のまま使ってみます。
このアンプはバイアス調節が必要との事でそのためのコードを自作してテスターに繋げて点検調整


アンプの切り替えは以前作ったラインセレクターを使用してみることに。

バランスからRCAに変換してセレクターに入力してなのでメインの方にはあまり良くない方法ですが、取り敢えずということでこれも今後の課題です。
さて、一番肝心のスピーカーセッティングですがまずはこんな感じで始めてみました。

ちょっと左右の間隔が大きいですが、メーカー推奨の45度の角度でリスニングポジション付近でメインと干渉しないと思われる位置に設置。
アンプの電源を入れてしばらく待ってからワクワクの最初の音出しの感想は
”低音無い..........スッカスカ.......”(苦笑)
プレイヤーに針を落とした時の音から違う感じで、これは.....どうかなぁ......と思いましたが、やはり音が出るとちょっとビックリしました。
そうは言ってもまあ考えれば当たり前、今までBoxerに慣れた耳には期待していたたまに見聞きする”スピーカーサイズを超えたスケール感”とか、”これが3インチフルレンジとは!”とか期待していた音でなくちょっと肩透かしを食らった感じで、簡単にはいかないと想像していた部分もありましたがここまで違うとは・・・・・
そうはいってもそう簡単に引き下がれませんので少しづつスピーカーを動かしたりセッテングを詰めて行くと、アンプが温まってきたのもあり少しづつ音が熟れてきてボリュームを上げると表情も変わり、小さいながらも低い音も出てきたようになってきました。

ただ、そこまでの感じになるとユニットは本当に盛大にピストンモーションしていて、まさに精一杯な鳴ってる感じで、これはこれで凄いな〜と。
その後小一時間後にはソフトによってはこれはこれで充分じゃない?と思わせてくれる音を出す瞬間もあり、これは中々に手強いスピーカーじゃないかと鳴らし込み含めてまだまだ手懐けるには時間がかかりそうだな
というのがAudience1+1 V3とのファーストコンタクトでした。

さあこれからどう調理してBoxerと融和させていくかまだまだ道は長そうです・・・・・