気侭Audio

書斎でのオーディオの記録と記憶

Nagra戦線離脱

11月にバッテリーを交換したNagra PL-P その後も問題無く年も明けて本当に何かを変えるという気が起きないまま平和に過ごしてきましたが、1月の終わり頃にちょっとしたトラブルが。
それは電源をオンにした後数分するとプチっというノイズが聞こえるようになり始め、その後も鳴らなかったり鳴ったりといった症状でこれは真空管か?と真空管テスターで計測するとラインステージのECC81一本に不均衡なモノを発見。
これを予備と交換するとノイズは出ません、これで解決とホッとしました。
ところがこれがまた暫くするとまたノイズが再発・・・・・
また真空管?と調べますが今回は問題無し。原因が分からないので気持ち悪いなと思いながら音はちゃんと出ているのでもう少し様子をみようと思った矢先、今度は音が出ている時にノイズ発生してしまいました。
それも連続した大きなノイズで即座に電源を落としてこれにて戦線離脱決定です。

そうと決まればこんな時のために用意していたNaim NAC32を引っ張り出してセッティング。

とりあえずアクリルブロックの上に置いてみましたが、どうも寒々しくこちらに変更。

うん、こっちの方がいいように思います、横に置いた電源のNSAPSも良い感じのレイアウトになったと思います。

NAC32はMC,MMとフォノ入力が2系統あるのでそのままPhono 1に接続して早速試聴。出てきた音はそれ程違和感もなくまずはホッとしました。
フォノイコのノイズレベルも十分低くEMTとの相性も悪くないと思います。
その後1週間ほど使って落ち着いたところでの感想は

PL-Pと比べると少しナローで落ち着いた感じ、下の方の量感は増しているので聴くレコードによってはちょっとダブつき?いや、こっちでは厚みがあって良いかもと悩ましいところがあります。
ただ一つ言えるのはPL-Pにある時々感じる”ハッ”とした音はあまり感じられなく、うんレコードを聴いてる感があるグッドリプロダクションといった感じがします。

PL-Pが戻ってくるまで色々なレコード掛けて違いを楽しませてもらおうと思います。